アメリカの高い医療費 ~ サルモネラ菌に感染してERへ!! How much was the medical bill !?

      2017/04/26

アメリカの医療費は高いというのは、日本のテレビでもよく紹介されていますよね。1日入院するだけで100万以上することもありますし、盲腸の手術で200万~400万円かかることもあります。

保険に加入していても保険によってあまりカバーされなかったり、Deductible が高かったりするので、なるべくなら病院には行きたくないです。でもウイルスが入り込んで嘔吐、下痢がひどく ”Urgent Care” に行ったこともありますし、何かと病院にはお世話になってきました。多少は保険がカバーしてくれますが、それでも自己負担額は結構大きいと思います。特に学校の保険になってからは全然カバーしてくれないです・・・

”Urgent Care” は ”ER” に行くほど緊急ではないけど、でも容態が悪く今すぐ診てもらい時に行くところです。予約を入れて数日待つことが出来ない時は、この”Urgent Care” です。私も3回程行きました。全部同じような症状で、傷みに耐えきれず飛び込んで行きました。どれもウイルス性急性胃腸炎でした。最初は普通の個人病院に連絡をして行ったのですが、あまりにも状態が悪いので take care 出来ないと言われ、”Urgent Care” に行くように言われました。

”Urgent Care” は ”ER” ではないので、その場で大手術などは出来ませんが、点滴や注射も揃っています。

”ER” はもう本当に限界の症状や、緊急事態に行く場所です。昔ドラマでもありましたよね。吐血したり、撃たれたり、腕が切り落ちてしまったり、事故で意識不明だったり、命にかかわる症状の人を take care します。

そんな ”ER” に、私も一度だけ行ったことがあります。当時は本当に死ぬんじゃないか!?と思うくらいの痛みでした。診断結果は ”サルモネラ” です・・・そして届いた Medical Bill の請求額は・・・$15,000!!!! 今回は、私がアメリカで死にかけて、請求書を見てまた死にそうになった時の話をしたいと思います。

 

これは何!? 死にそうなくらいお腹が痛い・・!!

もうかれこれ5年以上前の事ですが、私は今でもよく覚えています。

最初はちょっとした腹痛でした。正直そこまで痛みは感じず、でも何となく痛いような気がするかなと、その程度でした。その日はシフトに入っていて、いつもはシフトが終わった後みんなで残っておしゃべりしたりするのですが、お腹が痛いからとすぐに帰りました。土曜日でしたが、厳密には日曜日の朝2時位です。

次の日の日曜日、お腹が痛くなってきました。でもそのうち治るだろうとそこまで気にしていませんでした。

月曜日は前から予約していた定期検診の日です。今思えば調子が悪いことを伝えれば良かったのですが、何せ医療費が高いアメリカです。定期検診以外の出費は考えていなかったので、言わずに去ろうと思いました。でも血液検査が終わった時に、病院で倒れてしまったんです・・・

脱水症状でした。

正直下痢が続いていました。この時点で痛みも増し、食べたり飲んだりする度にトイレに行かなくちゃいけなくなり、でもそれが辛くて水分はあまり取っていませんでした。もちろん下痢で出てしまった分、水分は取らなくちゃいけないことは知っています。でも水分は怖くて取りたくなかったんです。

その場で点滴を打ってもらい、調子が悪い時は言わなきゃだめと注意され、とりあえずその日は帰りました。今思えばそんな状態でよく片道45分も運転したなと思います。

火曜日には、もう痛みがMaxです!!水分は取らない様にしていた、とは言っても、やっぱり喉は乾くので、恐る恐るちょっとだけ飲んでみました。やっぱり飲むとすぐに激痛が~~!!すぐにトイレに行かなくちゃいけないんです。立ち上がれないので、這ってトイレに行き、用が済んだ後はトイレの床に倒れ込みます・・・移動するのも苦しいので、頑張って枕と Blanket を取って来て、トイレで寝ることにしました。

そしてこの火曜日です!!血便が出ました!!正直もうその時は痛みでいっぱいいっぱいなので、血便への恐怖などはありません。ただ、え??何これ!? What’s happning!? と思ったくらいで、やばい!! という感覚はなかったんです。今思えばこれがサインでしたね。さっさと病院へ行けばよかったのですが、思考回路がもう痛みでめちゃくちゃなので、少しでも痛みが治まるのを願うだけです・・・シフトに出れるような状態ではありませんでした。

とりあえず正露丸、Painkillerなどを飲んでずっと寝てました。でも薬を飲んでもすぐに出ちゃうんですよね。もう何かを口に入れるのが恐怖で・・・

そして水曜日も痛みは治まらず、もう何も出来ない状態です・・・たまにちょっと落ち着いて立ち上がることも出来たりするのですが、でもちょっとでも水を飲むと激痛です!!もう本当にこのまま死んじゃうんじゃないか!?と思い、水曜日の夜中、実際にはもう日付が変わって木曜日でしたが、働いていたレストランのオーナーさんに電話をしました。お店が閉まるのが遅いので、彼がまだ起きているのを知っていたので、彼に助けを求めました。

彼はもうレストランにはいませんでしたが、私がタクシーでお店まで行って、彼と彼のパートナーもお店に戻って来てくれて、そこから ”ER” に連れて行ってもらいました。

”ER” は運よく空いていて、比較的待たずに15分程で診てもらえました。混んでいる場合は、症状の酷い人優先です。ちょっとしたカットや不調の場合はスキップされて何時間も待つことになります。ここには生死をさまよう急患も運ばれて来るので、もちろんその様な患者さんが第一優先です。

私はとにかく早く何とかして欲しい!!という感じでしたが、まず保険はあるのか、住所は、傷みを1~10で表すと何か、など質問が続きます・・・・いやいやいや、10に決まってるだろ!!だからERに来たんでしょうが!!

答えられないとことは、オーナーさんのパートナーが助けくれました。何とか Paper work を終え、ベッドまで辿り着きました。

その時点ではまだ原因が何かは分かりませんが、とりあえず脱水症状なので点滴です。そしてその後モルヒネを打たれました・・・モルヒネなんて、相当状態の悪い患者さんに打つイメージです。点滴は合計2本打ちました。

ちなみにモルヒネ(”Morphine”)は モオフィン、モロフィンと聞こえます。点滴はIV(アイヴィー)と呼びます。Intravenous Injection の略です。

ちょっと調子が良くなって動けるようになった時に尿検査をしました。その後、小学生の時にしたことのある、蟯虫検査の様なものもされました・・・腕にタトゥーバリバリのイケメンの介護士が私のお尻にフィルムを貼り付けてきます・・・髪はボッサボサで、何日もお風呂に入ってなく、もちろんノーメイクです。正直こんな状態でも、恥ずかしいという感情だけはあるんですよね~。超恥ずかしかったです。もちろん彼は何人ものお尻を見てきたことでしょう。それでもやっぱり恥ずかしい・・・・

その後しばらくしてから、ドクターが来て、”サルモネラ”だよと言いました。抗生物質を出してもらい、水分は良く取る様にと言われ、”ER” を去りました。

滞在時間は朝の3時位から10時か11時位までの7、8時間です。お店のオーナーさんが迎えにも来てくれて、家まで送ってくれました。大変お世話になりました。彼と彼女がいなかったらどうなってたかわかりません・・・

 

Seriously!?!? 請求額は$13,000!! 

その後、ちょっとしてからERから請求書が届きました。なんとその額は・・・$13,000!! Are you serious!?!? たった7、8時間の滞在です、点滴2本、モルヒネ1本だけです!!あり得ない~~!!

しかもその前に行った病院での点滴や血液検査の請求書、そしてERからももう1つ請求書が届き、合計で$15,000です!!

ERは、診断、点滴、モルヒネなどの請求書と検査の請求書が分かれてました。

当時の請求書はもう持っていませんが、$13,000はハッキリと覚えています。その時は大学院に行くことを目指して超働きまくっている時でした。払えないわけはありませんが、でも払いたくない・・・そもそもこんな額あり得ないです。

でも落ち着いて見てみると、Total Balance は $2,000 ちょっとになっています。

!!!

その時私は個人で Blue Shield の保険に入っていました。どうやら保険がカバーしてくれたみたいです!!しかも9割近くも!!

$13,000中、$11,000も保険がカバーしれくれました。

でもこのERの Medical Bill 以外にも請求書はありますし、保険がカバーしてくれたとは言え、やっぱり残りのバランス$2,000は痛いです・・・・他の請求書と合わせると$4,000ちょっとです。

その当入っていた保険の Deductible は$2,000です。なので$2,000は自己負担になり、$2,000払った後の額は保険が出してくれる様になっています。もちろん細かい条件があるので、この様にシンプルにいかない場合もありますけどね。

当時の Monthly Rate が$90でした。まだ若かったので。Deductible $500というプランもありましたが、そうすると今度は Monthly Rate が上がるので、Deductible $2000 の Monthly Rate が$90の保険に入っていました。月々の保険料が$90で、1年半~2年程の加入で $13,000 もカバーしれくれたんです!!

アメリカはObama Care になって健康保険に入らなければ Penalty が発生するとなった今でも、保険に入らない人がいっぱいいます。でも心配性の私は常に入っていました。学校の Mandatory の Health Insurance がなくても自分で探して入ってました。この Blue Shield もそうです。学校の Requirement ではありませんでしたが、個人的に入っていました。保険に入ってて良かった~~!!と感じた瞬間です。

 

Financial Aid に Apply する

でもまだあと$4000近く支払いは残っています・・・やっぱりその出費は痛いです。まずは払える小さな請求書から払っていきました。他の病院の血液検査とか点滴とか。

そして ER の $13,000-$11,000 の残りの$2,000は病院に問い合わせて、Financial Aid に申請することにしました。Financial Aid は学校などにもありますが、援助のことです。この Financial Aid に Apply すると、少し Discount してもらえたり、Reasonable なペイメントプランを組んでくれます。例えば、残り $2000 は $500 x 4回で払わなくちゃいけない場合でも、Financial Aid に申請して手続きをすれば、$200 x 10回にしてくれたりもします。

当時は学校にも行っていました。留学生なので F-1 Visa Status を保持するために Full-time student である必要があります。そして留学生は校外でのバイトは原則として禁止されているので、働いている証明は出せません・・・なので学校の在学証明(I-20)や Bank Statement、Personal Statement、他の請求書のコピーなどを提出しました。

口座にお金は入っていても、Full-time student というのが大きかったのだと思います。全額、$2200ちょっと、どこかの Charitable Organization(慈悲団体)が出してくれることになりました。本当に感謝です。

なので ER の$13,000は全額、保険、慈悲団体によってカバーされました。

保険のプランによってはここまでカバーしてくれない場合もありますし、Financial Aid が通らない場合もあります。今払っている Medical Bill は Discount はありませんが、1回の Payment の額を下げてくれました。払う合計金額は一緒ですが、1回に出て行くお金が小さくなるのは助かります。

アメリカは日本に比べ融通も利きますし、この様なサービス、システムが多いので、もし Medical Bill が大き過ぎて払えない場合は、まず Financial Aid に問い合わせるべきです。かなり書類を用意しなくちゃいけなかったり、時間もかかりますが、ちょっとでも負担が軽くなるとやっぱり嬉しいです。

 

サルモネラが完治するまで・・・

支払いや手続きも大変でしたが、サルモネラになるとその後も大変なんです・・・まず病院から市の保健所に連絡が行きます。そして保健所から働いていたレストランに連絡が行きます。完治するまでは彼女はここでは働けないよと関係者が Notice を持ってレストランにも来ます。

サルモネラ菌に感染した後はテストがあるんです。そのテストに2回連続でパスしないといつまでも保健所のデータ上、サルモネラ菌保持者になってしまいます。

そしてそのテストとは・・・う●こを提出しなくちゃいないんです!! そしてサルモネラ菌の数値を調べて、2回パスするまで繰り返します。

検便です・・・今の時代、そんなのありますか!?それこそ蟯虫検査みたいに、肛門さんにフィルムじゃだめなんでしょうか!?ウイルスに侵されて急性胃腸炎になった時もあります。その時は検便なんて必要ありませんでしたよ!!

でもそれくらいサルモネラ菌は危険なんですね、完全に体の中からいなくなっかた確認しなくちゃいけないくらい。急性胃腸炎のウイルスとは違うんですね。また誰かに感染したら困りますもんね。

こんなの人生で初めてでした・・・でもせっかくなので詳しく説明します。

まず保健所に行きます。そして担当の人から、木のへら、アイスクリームやヨーグルトが入っているような紙のカップ、う●こを入れて提出する容器の検便キットをもらいます。

そして家で用を足す際に少量取り、容器に入れて提出します。家にあった小さな紙袋に包んで提出しました。

失敗したら嫌なので、バスルームに新聞紙を広げてそしてその上作業をしました。木のへらを使い容器に入れます。そして保健所に届けます。

本来なら抗生物質を数日間飲んでいるのでスムーズにパスするはずです。でも私の場合、なぜか2回目の検便がひっかかりました・・・もう信じられなくって・・・レポートを全部もらい、また病院に。これはどの病院でも大丈夫です。

また診断料、抗生物質代と出費が重なります・・・

事情を話し、抗生物質を出してもらい、そしてまた検便です。

クリアになるまでにどれほどかかったか!!最後の方は作業が上手になっていました。検便容器に入れるまでが早い!!慣れるものです。

抗生物質は1週間~10日間飲まなくちゃいけないですし、その間に検便は出来ないので、とにかく待ち時間が長かったです。

無事2回連続でパスし、クリアになり、サルモネラ菌保持者リストから外れました。病気はするものじゃないですね~。お金もかかりますし、何かと大変です。

 

原因は!?

今でもハッキリとした原因はわかりませんが、私の中には心当たりがあります。私はあのお腹が痛くなる日の夕方、Boba屋さんに行きました。でもその日はボバではなく、ライチを選びました。

飲みながらシフトに向かったのですが、なんか異様に柔らかい・・・私のセンサーに引っ掛かったのは覚えています。でも気のせいと思い全部飲み干しました。

保健所にも色々と質問されました。お腹が痛くなる前何を食べたのか、どこで食べたのか、ペットは飼っているか、など。そのボバ屋さんのライチだとは核心はないです・・・ずっとシフトに入っていてまかないがあったので、家ではほとんど食べていませんでした。もしまかないだったとしても、そこまで病気になるくらいなのであれば、みんなの調子が悪くなってもいいと思います。

後で他のスタッフにそのことを言うと、やはりボバ屋さんが怪しいということになりました。そのボバ屋さんはそこまで人が入っているわけではないので、ボバはみんな選んでも、ライチはそこまで出ないから古くなっている可能性があると。

私の心当たりはその1つだけです。本当の原因はわからないですけどね。それでもやっぱりしばらくボバ屋さんには行けなくなりました・・・1年後くらいにまたトライしましたが、あんなに好きだったボバも今はほとんど飲みません。

 

 

健康に気を付ける!!

潔癖症ではありませんが、どちらかと言えばキレイ好きなので、外から帰ってきた後、食べる前、手はちゃんと洗います。トイレも女ですが、小でも一回一回便器の周りをブリーチして拭いたりするくらいです。なんか気になっちゃって。

やっぱりちょっと潔癖症な部分があるかもしれませんね。でも潔癖過ぎて免疫力がないわけでもないと思います。田舎出身です、I grew up with bugs and animals!! 雪だって食べてました。草とかだって味見したことあります!! Umm?? そういう問題じゃない・・・??

でも余計神経質になって、健康にも気を付ける様になりました。もし自分が超健康体だったらサルモネラにはなっていなかったんじゃないかと思って。

しばらくお粥など、柔らかいものしか食べれなかったので、食べれることの喜びも感じました。やっぱり健康がいいです。痛みもないですし、食べれますし、余計なお金もかかりません。毎日気を付けることが大事なんですね。

 

その他の Medical Bill

私はアメリカで結構病院にかかりました。病気じゃなくても、転校手続きに必要な結核のテストを受けて、日本のワクチンに反応して面倒なことになったり、定期検診を受けたり、シフト中シェフとぶつかり火傷して病院に連れて行ってもらったり・・・正直、数えきれないくらい回数は行っています。

”Urgent Care” の Medical Bill

健康に気を付けている、と言っているくせにここ1、2年で急性胃腸炎に2回なりました・・・歳も取り、胃腸がすっかり弱くなってしまって・・・

実はサルモネラ菌に感染する前から何度か食中毒にはなっていました。その頃から胃腸は弱ってきていたのかもしれません。今ではお肉や生魚などの油でもすぐやられちゃいます。

菌にも弱くなってしまったのか、ここ2年で急性胃腸炎で ”Urgent Care” に3回行きました。サルモネラと同じ様に、とにかく痛いんですよね。こっちでは ”Stomach flu” と呼び、”Flu” という単語が入っているので ”風邪” に関係していると思う方も多いですが、胃腸炎のことです。ちなみに医学用語では使いません。

サルモネラの時と同じ様にまた動けなくなって、その場で治療が受けられる ”Urgent Care” に行きました。そのうち1回はお尻に注射されてます・・・子供の時はありましたが、30過ぎてお尻に注射されるなんて・・・おしりの注射って痛いんですよね!!

自分では行けないので、相棒に連れて行ってもらいましたが、とにかくお腹が痛いので、他の患者さんも気にしつつ、病院でもトイレにこもりきりです。トイレしたはいいけど、後ろを振り返ってレバーを引く気力もなく、相棒に流してもらったり・・・サルモネラと全然変わらない位の症状です。

その時は学生だったので学校の保険がありました。それでも毎回自己負担額は$170~$250前後しました。ドクターによっても金額は異なります。注射以外は何もありません。3回目何てウイルスの名前も出してくれなかったくらいです。ただの診断です。処方箋は出してもらいましたが。

私が昔行っていた個人病院は Office Visit(外来診療)だけで毎回$90しました。保険は Blue Cross を持っていましたが、Lab(レントゲンや、尿検査、血液検査など)にしか使えないと言われ、まず$90です。そしてそれ以外の請求書は後で届きます・・・しかも$90は学生割引なので一般の患者さんは Office Visit だけで$130くらいします・・・

”Urgent Care” の請求書は忘れたころに届いたので、1年以上前の Fee を未だに払っています・・・

 

神経内科の Medical Bill

神経内科の Bill はヤバいです・・・

昔、働き過ぎ、不規則な生活、偏った Food habit、ストレスで神経を痛めてしまいました。まず左手の指がしびれて動かせなくなって、その後全身に広がりました。

最初は何なのかわからず気のせいだと思っていましたが、メイクする時にまぶたにも違和感を感じ、頭皮もしびれて、腰や足もしびれ、最終的には大事なところもしびれ Numb になりました。

今思うとなんでそこまで放っておいたんだ!?と思いますが、その時は精神的なものだって思っちゃったんですよね~。だから気持ちの問題だと。気合で乗り切れと。

感覚的には表面は触っても何も感じないけど、皮膚の下の筋肉は何となく触られているのがわかる、という感じです。しびれて痛かったり、麻痺して何も感じなかったりもしました。

しびれが全身に広がった時、何かこれはまずいと思い、神経内科に行きました。神経のような特殊なクリニックは高いんですよね。でも No choice です。

まず初診が$500でした。そしてその後の診断が$300です。4回行ったので、$300 x 4回=$1,200です。

届いた請求書は$1,700でした!!当時 Blue Cross を持っていて保険カードを提示しましたが、病院と保険会社のコミュニケーションが上手く行っていなかったようです。すぐに保険会社に連絡しました。

それでも半分もカバーしてもらえなかったです。$800は自分で払いました・・・

神経の病気は風邪などと違って経験がなかったので、どれくらい自分が回復しているのかよくわかりませんでした。2週間後にまた来てくださいと言われると、はい、としか言えません。それで4回行きました。5回目は丁度一時帰国することになったのでキャンセルしましたが。

でもちゃんと治療しなかったからか、もうすでに手遅れだったのか、今でも油断するとしびれが戻ってきます。食事や睡眠、生活態度に気を付けていれば通常は問題ないのですが。しびれが戻ってきても、ちゃんと栄養を取って睡眠を取れば2、3日で回復します。そんな私はラッキーでしたが、中には一生治らない方もいるんですよね、顔面神経痛の方とか。神経は怖いです。少しでも異変を感じたら、すぐに病院に行くべきです。ひどくなればなるほど、治療費も時間もかかります。

その時のマネージャーは、神経は1度痛めると完治まで最低でも2、3ケ月~半年、1年はみた方がいいと言いました。

神経系は薬も高いんですね!!1錠$3もする薬でした。それでもドクターが気を遣ってくれて 薬局で Discount になるカードをくれたりしましたが。薬局での1回の支払いが$120以上しました。

他にも色んなドクターにかかって、かなりのお金を使ってきています・・・アメリカの医療費は高いです。キャッシュ割引などもありますが、それでも初診、最低限の支払金額自体高かったりします。病気はしないように気を付けなくちゃいけませんね。

 

Conclusion

アメリカの医療費は高いです。日本のテレビで紹介されている金額は本当です!!それ以上かかることだってあり得ます!!

医療費は高いですが、でも定期検診は大事だと思います。血液検査や、ちょっとした Lab ならそこまで Crazy な額ではないので、1年1回は Check-up はしたいです。MRI なんかは保険無しでは恐ろしいですけどね・・・

中には低所得者用のクリニックもあるので、そういう機関を利用することも出来ます。前回の私の子宮頸がんの定期検診は低所得者用のクリニックに行きました。保険にもよりますが、学校の保険は定期検診には使えないことが多いんです。でも月$200近く保険料を払っているのにそんなの Ridiculous です!!保険を使わずにキャッシュで安く見てもらえるとこに行きました。

Bill が巨額過ぎても、Financial Aid でなんとかなることもあるので、まずは連絡してみましょう。

事故は仕方がありませんが、体調管理はしっかりして、なるべく病院は避けるようにしたいです。おいおい、あんたが言うなよと思うかもしれませんが・・・・

あとやっぱり保険は入っておくべきだと思います。又は保険のある会社に勤めるか。年を取れば取るほど保険料は高くなるので、保険料のためだけに働いている人もいると言う位です。私の年齢33歳で月$200~$250位します。しかもこれは安めの Rate です。3人家族で月に保険料を$1,000以上払っている人も知っています。

トランプ大統領になったので、今後どうなるかはわかりませんが・・・でもやっぱり保険はあった方がいいです。高いですけどね・・・

なるべく病院にお世話にならないように日々健康に気を付けて生活しましょう!!

 

 

 - その他, アメリカでの生活, 出費