アメリカの高い治療費 その2 ~ Infection?? アレルギー反応?? 耳が赤く腫れて病院へ 健康保険無しでかかった費用、総額$381!!

   

以前、サルモネラ菌食中毒でERに行ったら、とんでもない額の請求書が届いたというお話をしました。8時間くらいの滞在で約$15,000・・・点滴2本と、モルヒネ1本だけです。最終的には保険がほとんどカバーしてくれましたが。Phewwww…..

アメリカの医療費は高いので、なるべく病気や怪我はしないように気を付けているつもりです。でも体調を崩すことって、やっぱりたまにありますよね。

出来るなら病院は避けたかったのですが、自然治癒力が弱すぎて症状が良くならず、今回も病院のお世話になることになりました・・・症状は耳とリンパの腫れ・痛みです。耳が腫れるくらいでしたら放っておきますが、さすがにリンパの腫れはちょっと怖かったので、ギリギリまでねばりましたが、やはり病院に行くことにしました。

今回の症状は思っていたよりも良くならず、結局病院は2回行きました。なのでタイトルの$381は1回の病院代ではなく、病院2回分と簡単なテスト、薬代、全て含めた金額です。ちょっと耳が腫れて診てもらっただけの金額ではありません。Misleadingですよね、ごめんなさい・・・

症状や行く病院によって金額は全然違いますが、今回も私の症状と私が払った金額についてお話ししたいと思います!!

 

耳が赤く腫れて、リンパも腫れてきた!?

始まりは左耳の後ろのリンパの痛みでした。なんか痛い・・・その程度でした。リンパの流れが悪いのかなぁなんて思いながら、そのうち治るだろうと特にそこまで気にはしていませでした。

数日後、耳の後ろのリンパの痛みは治まったのですが、耳が・・・赤くなっていました。もしかしてInfection…..?? Infection(感染症)だけは避けたいです。

昔、左耳には自慢のインダストリアルやごついボディピアスをしていました。眉毛にもピアスを開けたり、舌ピアスもしていました。これが私の Identity だ!!と。そんな時代もありました。でも歳をとるにつれ心も成長し、”age-appropriate” を気にし始め、少しずつ外していきました。今年の1月に舌ピアスにさようならをし、数ヶ月前に、耳のピアスも全て外しました。卒業の時です。

多少耳を痛めつけていた感はありますが、今まで特にトラブルはありませんでした。昔一度、右耳の下と首のリンパが腫れたことがありますが、ピアスの穴は完全にHealedされていましたし、何が原因だったかは未だに不明です。

赤くなった耳をよ~く見ると、耳たぶのちょっと上に ”穴” のようなものが3つ見えました。にきびの様に突起になるのならわかりますが、逆に毛穴の様な感じで、穴になっていたんです。

What’s going on!?!?

怖くなり、感染症だったら嫌だと思い、とりあえず消毒をして Antibiotics の ”Neosporin” を塗りました。以前、同じように耳が赤くなったことがあり、その時に Walgreens(こっちのドラッグストアの1つ)の薬剤師さんに応急処置として、この方法を教えてもらいました。飲む Antibiotics は処方箋が必要ですが、この ”Neosporin” は処方箋無しでどこでも買える Antibiotics の塗り薬です。

Photo from neweggs.com

この ”Neospolin” はかなり効果のある塗り薬で、火傷やちょっと深めの切り傷などにも良く効きます。

靴擦れなどで水膨れが出来てしまった時も、すぐに治してくれます。

とりあえず消毒などはしましたが見る見るうちに悪化し、穴が水膨れになってしまいました。耳も真っ赤になり、耳の下もリンパも膨れ始めました。7月3日のことです。

次の日の7月4日はアメリカの ”Independent Day”(独立記念日)です。会社はお休みなので、とりあえずゆっくり休もうと思いました。

他に何か応急処置的なことは出来ないか、今回も Walgreens に行って薬剤師さんに聞いてみました。薬剤師なのでお医者さんではありませが、どんな薬がいいかなど教えてくれます。もちろん Over-the-counter(処方箋なしの)薬しか買えませんけどね。24時間空いている Pharmacy もあるので便利です。

薬剤師さんは見た目ではわからないけど、もしかゆみがあるのならこれがいいよと、”Benadryl” という薬を教えてくれました。耳やリンパの症状を良くしてくれる薬ではありませんが、かゆみ止めなので耳のムズムズ感はなくなるようです。

耳よりもリンパを何とかしたかったので、正直要らないかなとも思いましたが、また何かあったり、悪化してもっとかゆくなったら困るので、念のために買いました。

箱には ”Active ingredient made in Japan” と書かれています。有効成分は日本のものらしいです。何か嬉しいですね。 

 

★薬はGrocery Storeの方が安い!?

『Rite Aid』や『Walgreens』、『CVS』などのドラッグストアは薬局なのでやっぱり薬の種類は豊富です。何でもあります。でも Discount Store ではないので、値段は結構高いかなと私は思います。

今回買った ”Benadryl” ですが Grocery Store の『Food 4 Less』は$4.19で売っていました。『Walgreens』は$5.99でした。『Walmart』や『Target』なども比較的安めですが、意外と Grocery Store の方が安かったりもします。

特にビタミン剤は『Ralphs』の ”Buy 1 Get 1 Free” のセールがお得です。

薬1つのために色んなお店巡りをする必要はないと思いますが、Pain Killer や ビタミン剤など Run out するかもと思ったら、Grocery Store の 薬セクションにフラっと寄ってみるといいと思います。意外とどこよりも安く手に入るかも知れません。

By the way、『Food 4 Less』のショッピングカート、大き過ぎじゃないですか・・・・?? 子供2人が乗れるようになっています。

見えにくいかもしれませんが、ブルーのボトルが1本入っています。946ml のドリンクです。そんな約1リットルのボトルが小さく見えます・・・

ちょっと買いたいだけなのに、この大きなカートを操作しなくてはいけません。小回りがきかないんですよね・・・かごもありますが、かごはかごで少し小さい・・・少し大き目の商品をいくつか入れるとパンパンになっちゃいます・・・

『Costco』や『Sam’s Club』などはもちろんそうですが、Grocery Store のカートもビッグサイズです。This is America!!

 

Independence Day の夜、リンパが超モコモコになり、傷みも出てきてしまいました。正直我慢出来る範囲内の痛みではあります。

でもやっぱりもし感染症だったら怖いですし、リンパに膿が溜まると切ったりしなくちゃいけなくなると聞いたこともあります。

迷いました・・・アメリカの医療費の高さは知っています。そして、実は私、今、健康保険に入っていないんです・・・・留学生は原則健康保険が無いと学校のクラスを登録することが出来ませんが、OPT期間中は任意になります。就職先の会社が払う場合もあるので、学校側は生徒に選択肢を与え、強制はしません。

オバマケアが始まり、アメリカ人は皆健康保険に入らなければいけなくなりました。オバマケアが始まった当時はペナルティがかなり安く、健康保険代を払うよりペナルティを払う方が断然安かったので、健康保険に入らない人がたくさんいました。

今でも健康保険に入っていない人はたくさんいます。

私はアメリカ人ではないので、ペナルティがどうなるかはわかりませんが、月に$200程の学校の健康保険・・・未だに入ろうかどうか迷っています・・・

サルモネラの時の様な請求書は保険無しでは払えませんが、数百ドルの治療費であれば、保険に入らずに自分で払った方が出費は少ないです。どうせ学校の保険は持っていてもあまりカバーしてくれないですし・・・良い保険を個人で入ろうとすれば月$200では済まないですし・・・

PPOとHMO

アメリカの保険は大きく分けて2つあります。PPO(Preferred Provider Organization)とHMO(Health Maintenance Organization)です。Hybridというのもあると聞きましたが、通常選択肢はこの2つです。

簡単に言うと、PPOは自分の行きたい病院に行くことが出来て、HMOは基本ネットワーク内の病院にしか行けないというものです。ネットワーク外の病院に絶対行けないというわけではありませんが、基本ネットワーク内の病院で使う保険なので、ネットワーク外の病院ではあまりカバーしてくれません。

PPO、HMO、どちらも掛け金により自己負担額やカバーしてもらえる額は変わりますが、私はやはり自分が必要な時にどこの病院にも行けるPPOの方が好きです。PPOだからって全ての病院で使えるという訳でもなく、たまに特定の保険を受け付けていない病院もあります。私が昔行っていた病院は、当時私が個人的に加入していた Blue Shield の保険は扱ってなく診断料などには使えませんでしたが、Lab や Exam(血液検査やレントゲンなど) には使えました。私の経験上、それでもPPOの方が使えると思います。

サルモネラでERに行った時も、個人的に加入していた Blue Cross がほとんどの医療費をカバーしてくれました。

学校の保険はHMOが多く、まずは学校の保険室に行き、その後ネットワーク内の病院を紹介してもらうという流れがベストと学校のオリエンテーションで説明されました。ただ緊急事態の時など、そんな Process を通る余裕のない場合もありますし、夏休みなどは学校の保健室は閉まっているので全く意味がない・・・もちろん学校の保健室を通さず、そのまま直接ネットワーク内の病院に行っても全く問題ありません。ただ ”ネットワーク内の病院” はやはり限りがあるので、私は、全然使えない・・・・と感じました。ネットワーク内の病院だからって全額カバーしてくれるわけでもないですし。ネットワーク外の病院でも使えますが、保険がなかなか通らず、その場で電話して話さなくちゃいけなくなったり、結局全然カバーしてくれなかったり、納得がいかないことばかりです・・・

個人でPPOの保険に入っていた時、掛け金が多少変わってきますが、私は毎月買う Birth Control Pill 用に、Prescription Drug の項目に注意して保険を選んでしました。月$70位のピルも Co-pay(自己負担金)の$15で済みます(プランによって金額は異なります)。自分で加入する場合は、このように必要に応じて自分でプランを組み合わせることが出来ますが、学校の保険はそのような Modification も出来ません・・・

学校の保険は Mandatory で高い割には、使えないことが多い気がします・・・

 

Anyways, 今は健康保険に入っていないので迷いましたが、悪化する前にやっぱり行こうと思い、Independence Day の次の日、病院に行くことにしました。

 

ディスカウントしてもらって$119

7月5日、仕事が終わってから Urgent Care に行きました。個人病院は基本予約制ですが、Urgent Care は予約なしで診てもらえます。ただ人が多く、待ち時間が長くなってしまう可能性もあります。

受付で保険を持っていないことを伝えると、”Starting from $166” と言われました・・・た、高い・・・受診料が$166です。もし何かテストしたりすれば、追加料金が発生します。

でも個人病院の初診料も大体これ位、又はこれ以上します。どこに行ってもまずこれくらいはしますし、”Is that ok??” と言われて ”No” と言って帰るわけにもいきません・・・No choice….

待ち時間は意外と短く、20分程で呼ばれました。先生に真っ赤になった耳とリンパを見せると ”Allergic reaction” と言われました。

え・・・??アレルギー・・・???

アトピー体質で、たまに何か食べちゃいけない物を食べたり、触っちゃいけないものを触って湿疹が出ることはありますが、これ、アレルギー反応・・・??

ちなみに英語の ”Allergy” の発音は、日本語のアレルギーと全然違って、”アラジー” みたいな感じに聞こえます。

痛くないけど、かゆいでしょ?と言われて、確かに、ちょっとは痛いですが、どちらかと言えばかゆいです。なるほどねと思いましたが、アレルギーでこんなにリンパが痛くなるんでしょうか??

先生は、最近髪の毛を染めたかとか、髪に使っているヘアスプレーなどについて聞いてきましたが、最近髪は染めてないですし、ヘアースプレーもワックスも、ずーっと使っている物です。

特に心当たりがありません・・・・

原因はわかりませんでしたが、塗り薬と Antibiotics(抗生物質)を処方してくれました。Antibiotics は10日程飲めば大丈夫と言われましたが、念のため多めに2週間分出してくれました。

食べ物の場合、症状は体全体に出るようで、こんな風に体の一か所にピンポイントで出ることはないようです。なので、これは外からの Factor と言われました。It could be anything なので、Animals、Chemicals、何でも可能性はあるようです。

とりあえず Infection ではなかったのでホッとしました。アレルギーも怖いですが、Infection で膿んだりすることだけは避けたかったので。

診断は15分もかかりませんでした。

いよいよお会計です。

受付の子が ”It was $23●….” と$230何ドルと言ったので一瞬ドキっとしましたが、その後すぐ ”Dr. gave you a discount” と続き、結局$119で済みました。良かったです・・・ただ耳と喉を見て、リンパを少し触診したくらいですが、最初に言われた額よりも安く、$50の Discount は嬉しいです。正直この15分間の診断で$119は still expensive だとは思いますが、思っていたよりも安くなったのでラッキーでした。

とりあえず抗生物質も出してもらったのでこれで安心です。処方箋は病院から直接 Ride Aid(こっちの Drag Store の1つ)に送られました。早速取りに行きます。

 

塗り薬に$75!! It must be a mistake!?!?

リンパが痛くてヘロヘロだったので、相棒が Rite Aid に取りに行ってきてくれました。

途中電話があり、塗り薬$75するけどどうする??と聞かれました。

・・・・・・

どうする??と聞かれても・・・・

高いから要らないとは言えないですし、耳は化膿などはなくほとんど痛みもありませんが、でもやっぱりジュクジュクしていますし、Burning してかゆいです。やっぱり塗り薬は必要です・・・No choiceです。

そこで相棒が薬剤師にもう少し Reasonable なものはないか聞いてくれました。少し効き目が弱くなるようですが、$10の塗り薬があったので、そっちを買うことに決めました。

こっちではよくある話です。処方された Brand(承認/先発医薬品)の薬が高過ぎたら、その場で Generic(後発医薬品)に替えてもらうことも出来ますし、成分が似ている安めの薬に替えてもらうことも出来ますし、別に要らないのならキャンセルも出来ます。

塗り薬に$75という感覚は私にはないので、値段を聞いた時はやっぱり戸惑いました。耳の塗り薬に$75はやっぱり Too much かと・・・・

写真の塗り薬は$9.99のものです。2本入りでした。こんな感じの薬が$75するなんて、恐るべしアメリカの医療。

抗生物質は28錠入って$9.99です。

薬の合計は約$20です。

これなら Not too bad ですよね。

 

また悪化

薬を服用すると、すぐ症状が良くなりました。特に塗り薬の効き目は良く、水膨れの痕は数週間経ったいまでもまだ残っていますが、ジュクジュクや Burning は比較的すぐ治りました。

薬を飲んで10日経ち、もうそろそろ完治だと思っていた時です、またリンパが腫れ始めました・・・・しかも今回は耳の下だけではなく、繋がっているリンパ節がポコポコしてきて、背中のリンパ節まで腫れてしまいました。

抗生物質は7月5日から飲んでます。丁度10日目の7月14日からまたリンパに痛みを感じ始め、しかも今回は神経が繋がっているからか眼球も顎も歯茎も頭も痛いんです!!

What’s happening to me!?

とにかく顔の左半分全体が痛かったです。

7月14日は金曜日でした。週末だったので復活するには十分時間があります。とりあえずまたゆっくり休むことにしました。

7月17日、月曜日、良くなるどころかどんどん悪化して、なぜか反対側の右耳の上のリンパも腫れてきました・・・ リンパが腫れて首回りがもうモコモコです・・・・

さすがに怖くなってきましたが、とりあえずその日は気合で乗り切りました。別に熱も無いですし、吐き気や腹痛も無いですし、痛みは Pain Killer で抑えればいいので、お仕事を休む理由もないです。

でも夜は熱が出てしまいました。このタイミングで熱が出るって、一体何なんでしょう??

ベッドの中でもがきながら、本当にアレルギーだったのかな??とか、例え Infection だったとしても抗生物質10日も飲んでるし、またリンパが腫れるのはおかしくない??とか、抗生物質飲み過ぎて、逆に免疫力が下がって違う病気になったのかな??とか、色々考えました。

風邪などは自力で治せるんですけどね。でもこういう原因不明のしかも激しい痛みを伴うリンパの腫れはどうしていいかわからなくって・・・

結構な量の Pain Killer も飲んでいて、それも身体に悪いのは知っています。左側のリンパだけじゃなく右側のリンパが腫れてきたのも怖いです。

次の日、熱は下がったのですが、首が回りません・・・・出費は痛いですが、これ以上悪化したらと考えると、ひどくなる前にやっぱりもう一度病院に行こうと決めました。

 

 

 

受診料$187

今回は前回行った Urgent Care ではなく、別の Urgent Care に行くことにしました。同じ病院に行って、また同じ先生になり、同じ薬を処方されるかも知れません。でもそれじゃ意味がないので。

2回目に行った Urgent Care の受診料はなんと$187でした・・・・

現金払いだとディスカウントをしてくれる病院や歯医者さんがあるので、Cash payment のディスカウントがないかちょっと聞いてみました。でもこの病院はないようです。前に行った病院は聞かなくても、クレジットカードでもディスカウントしてくれたんですけどね。

しかも先払いでした。どっちみち払うので先払いでも後払いでも関係はないんですが、出費のショックが・・・・

この Urgent Care は混んでいたので少し待ちました。45分位待ったと思います。

受診室に通されて、更に少し待ち、しばらくして PA(Physician Assistant)が入って来て診てくれました。耳はもう治っていたので、Swelling Lymph Nodes(リンパ節の腫れ)と伝え、今までの経緯を説明して、飲んでいる抗生物質も見せました。

腫れていた耳はもうすっかり良くなっていたので、耳の症状がアレルギー反応だったかどうかはもう判断出来ないですし、リンパの腫れとの関係性もわからないようです。そこの病院は血液検査をする設備がないので、血液検査の結果から判断するということも出来ないと言われました。

首と背中のリンパを見ている時に、先生が私の背中のアトピーの痕に気付き聞いてきました。でもこれは今回出来たものではないので、関係ありません。

この先生も耳の中と喉を確認しました。首周りのリンパの腫れは、耳や頭皮など近くに傷があることが多いようですが、どこにも傷はありませんでした。傷があったら自分でも気付きますしね。

結局原因がわからず、ちょっと待ってて、今 Attendant に聞いてくるからと他の意見も聞きに行きました。

何度か様子を見に戻って来てくれましたが、かなりかなり待ちました・・・・しばらくしてから Dr が入って来て診てくれましたが、やっぱりこれといった原因はわからないようです。

過去に ”Mono” になったことはあるか??と聞かれましたが、what is ”Mono”….?? “Mono” が何なのかがわかりません・・・・

聞いてみると、数ケ月続く、特に十代の頃にかかりやすい感染症のようです。後で知調べてみると ”Infectious mononucleosis” のことで、日本では ”伝染性単核球症” と呼ぶようです。初めて聞いた名前でした。今までそんな病気になったことはないですし、他の感染症にもなったこと無いです。

血液検査は出来ませんが、その ”Mono” ともう1つ可能性のある感染症の簡単なテストをすることにしました。一つは喉の粘膜の組織を取って調べるテストと、もう1つは指先にパチッと針を指して少量の血液を採取し調べるテストです。

結果、両方とも Negative でした。

結局原因はわかりませんでしたが、とりあえず強めの抗生物質を出してもらえることになりました。今回処方してもらったのはペニシリンです。ペニシリンは良く聞く名前です。

帰り際、テストの$45を払いました。この病院にかかった費用は$232です・・・ Tooooo expensive…..

でも例え学校の保険を持っていてもどこまでカバーしてくれるかわかりません。もちろん安くはなりますが、その前に$200 の Monthly Payment があるので、自己負担額が大きいと、何のための保険なんだ!?と思っちゃいます。

何かと時間がかかりました。5:25pm に Check-In して、車に戻った時にはもう 7:50pm でした・・・・ Too expensive and took soooo long…….

特に診断室で待たされた時間が長かったです。でも今回の PA は色々説明してくれました。

アトピーには ”Eucerin” というブランドのクリームがいいよと教えてくれたので、早速買いました。種類は色々ありますがどれも$10前後で買えます。

このクリームは私の肌に合っていました。今まではベタつくのが嫌でサラサラな Anti-itch クリームを塗っていましたが、アトピーは保湿のため多少オイルが入っているクリームが良いようです。ベタベタするんですけどね・・・・効果のあるクリームです。アトピー自体はもうほとんど症状はないのですが、少しだけ肌が荒れたりします。でもこのクリームを塗ってからかなり Smooth になりました!!Skin problem でお困りの方にお勧めです。

 

 

 

あと待っている間に、もし今回の抗生物質でも効かない場合、Follow-up にはこの病院が Reasonable でいいよと、プリントアウトも持って来てくれました。

紹介された病院のすぐ下に ”Harbor UCLA Medical Center” というのが見えます。”UCLA” 自体は有名で、皆さん名前は聞いたことがあるかも知れませんが、この ”Harbor UCLA Medical Center” はこの辺では Worst と言われるくらい、サービスが最悪の ER です。Urgent Care ではなく ER なので、命に関わる症状の患者さんも運ばれてきます。ちょっとした症状の、特にこのような私のリンパの腫れなんかで訪れると、何時間待つことになるか・・・・

医療費はかなり安く(又は無料)人が押し寄せるので、衛生面での評価も低いです。他の UCLA Medical Center は評価の良い Center もありますが、この ”Harbor UCLA Medical Center” はこの辺では一番評価の悪い病院なんです。もしロスアンゼルス周辺ーサウスベイエリアに観光で訪れたり、この辺で病院をお探しの方は気を付けて下さいね。

 

さすがペニシリン!!

今回の薬も$9.99でした。抗生物質はどれも Reasonable な感じです。今回は前の薬より少し少ない20錠でした。

このペニシリンは効果抜群で、Pain Killer を飲む必要がなくなりました。痛みがないと過ごしやすいです。

10日分のペニシリンでしたが、もうすでに抗生物質は2週間ほど飲んでいたので、ペニシリンはリンパが良くなってきた時点で自己判断で止めました。人生でここまで抗生物質と Pain Killer を飲んだことはなく、抗生物質は良い菌まで殺してしまうので、それも心配でした。

ペニシリンは8錠しか飲みませんでした。でもそれまで違う抗生物質を20錠以上飲んでいて、それが原因かわかりませんが、お腹と背中に湿疹が出てしまいました・・・薬疹ってやつでしょうか??

こんなに急に薬漬けになれば、そりゃ湿疹だって出るでしょう・・・湿疹は1週間程で治りました。

 

やめて・・・・

症状も良くなってきた頃、1つ目の病院から請求書が届きました。

その病院は今まで何度か行っていて、去年の支払いがまだあと$50分残っています。$25ずつ払う Payment Plan なので、あと2回で終了する予定です。

何となく気になり請求書を見ると、残り$50のはずのバランスが増えています!!$169になってる~~!!

良く見ると、今回の受診料の$119が追加されています!!

いやいや、払ったから!!

$238-$119=$119となっています。$238はディスカウント前の本来の支払額でしたが、はっきりと ”Dr gave you a discount” と言っていました。そうでなければ、この$238はその場で全額払うべきの料金です。

後でレントゲン代や他の Exam 代が請求されることはありますが、Office Visit が分割で請求されるのは Too weird です。

早速電話しました。

担当してくれた女性も、何もメモながなく、受診料が分割になっていることに違和感を持ったようで、Supervisorに聞いてくれました。

私が電話したのは Customer Service で、実際に行った病院ではありません。なので詳しいことは確認出来ないみたいでしたが、この$119を Take off(取り除く)するように伝えておくと言ってくれました。

良かったです~!!危うくダブルで払うことになるとこでした。

もう本当やめてほしいです。アメリカってこういういうのが本当多いんですよね~。何かと Bill のトラブルは多いです。

特にオバマケアが始まった頃は保険会社と病院がパニックでもうグチャグチャで、ちょっとした請求書の問題を解決するのにも1年くらいかかりました・・・・

私が去年9月に受診した際の料金を半年以上経った今払っているのも、支払いの手続きがスムーズに進まなかったのが理由です。

この請求書からは ”UNITED H Adjustments” ”UNITED H Payments” と保険が結構カバーしたように見えますが、この時もその場で$100以上する受診料をまず払っています。払い終わってるので請求書には載っていませんが。

当時は学校の保険を持っていましたが、月に$200の保険料を払っても、1回病院に行くと$150~位また自分で払わなくちゃいけない・・・・ This is 留学生 Life です。学校によってはもっと安くて使える保険をOfferしてる場合もありますけどね。

 

Conclusion

今回、耳の腫れから始まったこのリンパの腫れにかかった総額は約$381です。リンパが腫れて4万円・・・病気はしないように気を付けてはいますが、たまに訳のわからない病気になったりもします。

今回は保険無しの場合の金額でしたが、学校の保険を持っていても全然カバーしてくれない場合もあります。月$200払って、年間$2400払うのであれば、保険無しで1回1回受診料を払た方が安いんじゃない!?って思っちゃいます。入院などはやはり保険無しでは恐ろしいですが・・・

今までずっと保険に入っていたので、正直不安ではあります。でも、昔の様に$100前後の Monthly Payment では済まないですし、学校の保険は私の経験上あまり使えないです。そして個人である程度カバーしてくれる、良い保険に入ろうとすれば月$300~$350はします・・・月$230位の学校と同じくらいの金額のプランもありますが、掛け金が安いと今度はまた自己負担額が増えます・・・一体どれがいいんでしょう??

OPT期間中に、会社の Benefit で健康保険がなく、保険に入っていない人もたくさんいます。やはり月に保険料金の$200は大きいです。学校によってはもっと安い保険料だったりもしますが、今私の I-20 を出してくれている学校の保険は月$200位です。

今回は耳のアレルギー反応??から始まったリンパ節の腫れにかかった医療費、薬代の紹介でした。ロサンゼルス周辺、サウスベイエリアの病院です。もちろん医療費は州や住んでいるエリアによって異なります。

今回の医療費レポートが、OPT期間中保険を入ろうか迷っている方、アメリカでの医療費は一体いくら位なんだろう??と思っている方とって何かヒントになったり、お役に立てれば嬉しいなと思います。

病気、怪我はしなように気を付けましょうね!!

 

 

 

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