アメリカでものを売る:不要なものは『ebay』で売って部屋もスッキリ!!Part 1
2017/06/05
部屋を見渡していつも思います、留学生のくせに、よくもまぁこんなに物を増やしたなと・・・・散らかっているわけではないのですが、物が多いのでごちゃごちゃして何となく落ち着きません。
いつかは帰国しなくちゃいけないと思うと、なるべく物は買わないようにしているつもりです。引っ越しでさえ大変なのに、本帰国となると・・・考えたくないです・・・
ずっとアメリカにいたい!!と思っていた若い頃は気にしていませんでしたが、大人になって自分の感情、現実や条件を考えた時に、帰国する可能性の方が高いと気付きました。
まだハッキリいつ帰国すると決めたわけではありませんが、常に意識して、物を買う時は何度も考えます。定期的にクローゼットや引き出しの中をチェックして、不要なものは処分するようにもしています。別になくても困らない物って、意外とあるんですよね。
私は不要なものは『ebay』で売ります。ローカルのサイト『Craigslist』や、日本人コミュニティ向けのサイト『びびなび』でも売ったりしますが、『ebay』はアメリカ中見てくれる人がターゲットになるので、売れる可能性も高くなります。
私は『ebay』でいくつもの要らなくなったものや使わなくなったものを売ってきました。特にProfitを得るために売っているわけじゃないので大した額ではないですが、それでも売れると嬉しいです。
私は『ebay』で出品する際、いくつか気を付けている点があります。今回はそれをまとめてみました。
Contents
『ebay』とは??
『ebay』とは、アメリカのインターネットオークションサイトです。無料で登録が出来て、いつでも出品、入札、即買いが出来ます。登録者は世界各国にいて、色んな人が色んな物を出品しているので、お店では探しても見つからない物や掘り出し物が見つかる可能性もかなり高いです。個人で登録するアカウントでは月に50個まで出品できて、キャンペーン中は”1,000 Listings Free!!”なんてこともあります。出品していたアイテムが売れたり、出品数が月50を超えるとExtraでFeeが発生しますが、6% Cash Backや特定のカテゴリーで売れたら$25クーポンがもらえるなどの特典もあります。
アメリカ国内で買うより時間はかかりますが、中国や東南アジアのストアから、かなり安い値段で買うことが出来るのも嬉しいです。たま~にアメリカに向かっている途中でMissingになってしまい届かないこともありますが・・・トラブルが発生して出品者と連絡がつかなかったり、解決できない場合は、eBayが解決してくれます。出品者と話がつかず、eBayから返金してもらったことも何度かあります。カスタマーサービスもしっかりして安心です。
『ebay』と『Amazon』との違いは、『Amazon』は主に”B2C”=Business to Customerです。ビジネスストアが私達に売ります。でも『ebay』は”B2C”はもちろんですが、”C2C”=Customer to Customerも多いのが特徴です。ビジネスストアだけじゃなく、個人が出品しているアイテムもかなりあります。結構年季の入ったものや、Acceptable な Conditionでも、誰か買う人がいるかも知れません。そんな物も出品出来るのが『ebay』です。
気になる『ebay』の手数料
まずは一番気になる手数料です。”不要なものは『ebay』で売って部屋もスッキリ!!Part 2” では表を使いもう少し詳しく手数料の説明をしていますが、『ebay』は何かと手数料がかかります。なので手数料を考えながら本当に『ebay』で売る価値のあるものなのかを考えなくてはいけません。
手数料1:アイテムの価格、送料、それぞれの10%
『ebay』で出品アイテムが売れた場合、まずは売れたアイテムの値段と、送料、それぞれから10%が引かれます。”Free Shipping” の設定をしている場合は売れたアイテムの値段の10%が引かれます。”Free Shipping” の方がBuyerの注目を集められると言いますが、Sellerにとっての手数料はどちらでも一緒です。”Free Shipping” でも通常は送料を含んだ Price で出品するので要は一緒です。
アイテムの値段$5+送料$5の場合と、 ”Free Shipping” でアイテムの値段が$10の場合で比べてみました。『eBay』の手数料はこのようになります。
売れた値段 | 送料 | 値段の10% | 送料の10% | 『eBay』手数料 |
$10 | $0 | $1 | $0 | $1 |
$5 | $5 | $0.50 | $0.50 | $1 |
単純に、物が売れた時に自分の手元に入ってくる値段の10%が『ebay』から引かれるということになります。売れた値段が$5で送料が$5の場合は、Buyerから合計$10を受け取ることになります。送料込みの場合も受け取る金額は$10です。
値段や送料が高くなれば高くなるほど、手数料も高くなります。
もし出品アイテムの数が多く、Insertion fee 無料の出品数を超えてしまった場合は、出品1つにつき$0.30かかります。
PayPal の手数料
PayPalの手数料もかかります。
Transactionにつき$0.30
物が売れてBuyerの入金をPayPalを通して受け取ると、$0.30の手数料がかかります。これは売ったアイテムの値段に関係なく一律で$0.30です。$5の入金に対しても、$50に対してでも、$0.30 per Transaction です。
入金額の2.9%
そのInsertion fee $0.30プラス、入金額の2.9%の手数料も発生します。なのでPayPalでの手数料は Final Selling Price x 0.9% + $0.30 ということになります。
手数料の合計
1つ1つの手数料はそこまで大きくないように思えても、全部合わせると結構大きくなります。
例えば値段が$10、送料が$5のアイテムが売れたとします。手数料はこうなります。
アイテムの値段 | $10.00 |
送料 | $5.00 |
eBay手数料:値段(10%) | $1.00 |
eBay手数料:送料(10%) | $0.50 |
PayPal手数料 $0.30 | $0.30 |
PayPal手数料 2.9% | $0.04 |
手数料の合計 | $1.84 |
送料 | $5.00 |
Total | $8.16 |
最終的に手元に入ってくるのは $8.16 です。
もし$50のアイテムを Free Shipping で売ったとします。
アイテムの値段 | $50.00 |
eBay手数料:値段(10%) | $5.00 |
PayPal手数料 $0.30 | $0.30 |
PayPal手数料 2.9% | $1.45 |
手数料の合計 | $6.75 |
Total | $43.25 |
$43.25が入ってきますが、”送料無料=Sellerが送料負担” ということなので、ここから送料を引かなくてはいけません。First Class Packageで送れる軽い物ならどんなに高くても送料は$4.30で済みますが、1lb以上なら最低でも$12~します。手元に入ってくるのは$30~$39、送料によっては$30切ることもあります。
私はこの『eBay』の10%は結構大きいと思います。正直サイトやアプリを通してローカルで物を売る方がお金にはなります。手数料も発生しないですし、しかもその場で現金で受け取れますしね。
PayPalはTransactionによってはアカウントに届くまでに数日かかることもあります。特に重たい物は送料だけでかなりの金額になるので、ローカルの広告に出して売ってしまった方がお金になります。でもやっぱりローカルの広告だと少しターゲットが狭まったり、時間を合わせるまでに何度もやり取りしなくちゃいけなかったり、しまいには Show up しなかったり・・・ローカルでの売買は、それはそれでデメリットはありますが、やっぱり手数料がないのは大きいです。
Free Shipping と言っても、出品者にとっては無料ではありません。なので私は最低の Shipping Fee を乗せた値段を設定して出品します。
でも中にはそうではないSellerもいて、もちろんFinal Selling Priceによってはマイナスになる可能性もあります。値段が高くつけばいいのですが、思っているよりも高く売れなかった場合、入ってきた金額で送料がカバー出来なければ、送料はSellerの負担です。中にはこんなメッセージを書いているSellerもいました。
彼女も不用品を売っているだけです。ビジネスのために売っているわけではないようです。もし同じBuyerがいくつも落札した場合は、Combineした請求額で入金して欲しいということです。
もしBuyerが1つ1つ落札した順番に払ってしまうと、その都度PayPalの$0.30がかかってしまうので、安い物だと手数料と毎回の送料でマイナスになってしまうこともあるようです。
もし3つのアイテムが落札されたとして、Buyerがそれぞれのアイテムをバラバラに支払いをすると、Sellerは毎回$0.30の手数料が引かれてしまいます。$0.30x3回=$0.90になります。でももし3つのアイテムを一括で払ってもらえると$0.30で済みます。
たくさん出品していると、この差は大きいようです。
実際マイナスになることってよくあるんですよね。私が今まで買ったアイテムの中でもよく見かけました。私も何度も売って手数料、送料は把握しているので、あー、Sellerさんマイナスだったろうなぁ、とわかります。
そして私も足が出たことがあります・・・『ebay』ではなく『Amazon』で本を売った時ですが、ちゃんと気を付けて計算していなかったので赤字になってしまいました・・・
ちょっとした不用品が売れて、手元に最低でも$1、$2残るかな??と思っても、それくらいの利益だと郵便局までのガス代や梱包材、自分のLaborで実質ゼロ!?なんてこともあります。
『ebay』は手数料が高いので、出品する際は送料も調べて、ちゃんと計算する必要がありますね。
まず重さを測って、送料がいくらになるか調べる
『ebay』は基本何でも出品できます。もちろん常識的に考えてダメなものは出品できないですし、ebayのポリシーに引っかかるものを出品した場合は、ebayから連絡が来ます。
私は物を売る時、まず最初に重さを測って送料がいくらになるかを確認します。なぜなら基本1lb(454g)以上のものはかなり送料が高くなってしまい、そうなると売ることが難しくなるからです。私が出品するのは自分の着なくなった/着なかった服や不要な小物です。元々そこまで価値のないアイテムに、送料1000円以上出してまででも買いたいという人はいないでしょう・・・1lb までなら送料$4.30(『ebay』でShipping labelをOrderした時のPrice)で発送出来ます。なので私は梱包材を含めなるべく1lb以下になるようにしています。
それ以上の場合は Priority Mail Flat Rate Medium Box が一番 Practical です。Small Box だとほとんど何にも入りません・・・
私の出品するものはほとんどが中古品 ですし、そもそも『ebay』なので、なるべく Buyer が、”お得!!” ”安い!!” と思えるようにギリギリの値段を付けてます。Amazon と違い、やっぱり『ebay』には、まず、安さを求めます。
私は少しでも売れたら嬉しいなという感覚なので、そこまでのProfitは求めていません。私が出品している物は、元々そこまで価値のない物なので、送料もなるべく安くして売り切ってしまいたいと思っています。これはBuyerの注目を集めて売りやすくするためと、手数料を少しでも低くするためでもあります。
”First Class Package” Service
私は今までに、着なくなった服、アクセサリー、小物、手芸用品などを売ってきました。特にブランド物などは持っていないので、売ったとしても何ドルにしかならないものがほとんどです。私はその何ドルしか価値のない物に、買う側も高い送料は払いたくないと思います。
たとえば$5の出品アイテムに$10以上の送料は出したくないですよね??物によるかもしれませんが。もちろんアイテムの値段、送料合わせて$15の価値のあるものなら買うかもしれません。もうどこにも売ってない Discontinued/Retired Itemや、本体は要らないけど部品だけが欲しくて、たまたま部品だけ売ってた!!なんて時は落札があるかも知れません。でもやっぱりよっぽどお得な買い物じゃない限りは、送料が高いと、送料がそこまでするんだったらいらない、となってしまうような気がします。
私が売る物のほとんどは、そこまで価値のあるものではないので、送料もなるべく安く抑えたいです。私が一番ベストだと思う郵送サービスは、『USPS』(United States Postal Service)の”First Class Package”です。これはアメリカで一番安いサービスです。他にも”Priority Mail”というのがあり、”First Class”よりも早く、金額によって有料になりますが保証も付きます。”Priority” は ”優先” という意味なので、こちらのサービスの方が当然早く郵送され、通常1~3日となっています。”First Class”は一応2~3日と出ていますが、実際はもっともっとかかります。
”First Class”の方が送料が安いので、私は”First Class”の料金で送れるものを主に出品するようにしています。”First Class”は重さの上限が16oz(約454g)です。なんにも送れないじゃん!!って思うかもしれません。実際そうですよね。靴や服などを梱包もして、この454g以内に収めるのは難しいです。そういう場合は”Priority Mail Flat Rate”(一律料金)がお得になります。箱、封筒が選べて、サイズもいくつかあります。でもある程度の物が入る箱は最低でも送料は$13近くします。
例えばブランド物の靴で何十ドルもしたり、$100以上するものであれば送料の$13は問題ないかもしれません。でも、もし靴を$10で売ろうとしていたら、送料の$13はやっぱり高いと思います。Buyerにとっても ”靴$10+送料$13=$23” は魅力的ではないと思います。個人的にはこの”Priority Mail Flat Rate”サービスはあまり使いません。
Flat Rateではなく”By Weight”(重さ)で送料が決まる場合は、Destinationによって送料は異なるので、かなり高くなることもあります。
私は、”First Class”(454gまで) → ”Priority Mail Flat Rate”(送料一律) → ”Priority Mail”(重さによって料金が決まる)の順番で考えます。
ebayのアカウントから”Shipping Label”(発送先ラベル)をプリントアウトすると、送料がDiscountされます。通常のLetter(封筒で送れるもの、例えば商品券などを送る小さめの封筒)の送料のDiscountはありませんが、Thick Envelope/Package(厚めの封筒や小包)の送料はDiscountの対象になります。これはお得なので絶対に『ebay』アカウントからプリントアウトすることをおすすめします。
私はずっとこの”First Class”サービスで発送してきました。最近また送料が上がったみたいです・・・ 少なくとも去年2016年の年末まで16Oz(454g)は$3.65で送れました。でも2017年の今、16oz(454g)のPackageは$4.30かかります。70セント近く上がりました・・・・
『ebay』のアカウントからShipping Labelを入手する場合の料金表です。
oz | 料金 |
1 | $2.61 |
2 | $2.61 |
3 | $2.61 |
4 | $2.61 |
5 | $2.61 |
6 | $2.61 |
7 | $2.61 |
8 | $2.61 |
9 | $3.32 |
10 | $3.46 |
11 | $3.60 |
12 | $3.74 |
13 | $3.88 |
14 | $4.02 |
15 | $4.16 |
16 | $4.30 |
郵便局に直接行って送る時はこの料金表ではありません。これは『ebay』と『USPS』が提携を結んでいるのでebay Userの特別料金です。通常の2%~40%までDiscountしてもらえます。例えばこんな感じです。
oz | 通常料金 | eBay価格 | Rate |
1 | $2.67 | $2.61 | 2%(-$0.06) |
9 | $3.57 | $3.32 | 7%(-$0.25) |
14 | $6.65 | $4.02 | 40%(-$2.63) |
16 | $6.65 | $4.30 | 35%(-$2.35) |
多少Irregularですが、重量が重くなれば重くなるほど割引してもらえます。14~16oz辺りは$2以上違います。
16oz以上の物は、重さで料金が決まる発送方法か、一律料金の封筒、箱になります。この”First Class”が一番安いので、私は基本的には16oz以内で送れるものを出品します。壊れやすい物はプチプチでラッピングしたり少しずつ重たくなるので、梱包材の重さも考えなくちゃいけません。
16oz=454gまででも、アクセサリーや女性物の薄めの服など、意外にこのサービスで送れるものはあるんです。
例えば過去にこんな物を売りました。
アクセサリーは軽いので、ほとんどの場合8oz以下で発送できます。なので送料は$2.60でした。
この靴も”First Class”で送りました。
靴はFlatなのでそこまで重たくなかったのですが、一足ずつWrappingして箱に入れたら、ギリギリ16ozでした。当時16ozは$3.65で、中途半端な数字が嫌だったので$3.50とリストには載せました。もちろん実際にかかるのは$3.65です。
服だって送れます。
薄めのものだったので、送料は$3.00です。
なんだこれは??と思うかも知れませんが、こんなガラクタみたいのだって売れる時は売れるんです!!しかも5回も入札がありました!!これは上にぶら下がっているカップの部分に香り付きのロウやアロマオイルを入れ、下にキャンドルを置いて、香りをDiffuseするためのものです。
”Free Shipping”(送料は無料)にして、落札価格の$11.50から送料を出します。当時の16ozの$3.65で発送しました。
ちょっとした小物はほとんどこの”First Class”サービスで送れます。『ebay』は送料からも10%手数料を取るので、送料を安く抑えるのも自分の取り分を増やすことにつながるんです。
Priority Mail ”Flat Rate” Service(一律料金)
USPSの一律料金サービスは封筒、箱があります。封筒と箱は郵便局に置いてあり、自由に取れるようになっています。プチプチの付いているPadded Envelopeだけはオンラインで頼まなくちゃいけません。1オーダー10枚セットです。箱、封筒はすべて無料で手に入ります。物を発送する際に送料を払います。
箱や封筒はこんな感じです。
これらの箱や封筒は無料なので、この箱などを使って”Flat Rate”ではなく”First Class”で発送する人もいます。例えば、プリンターのInkjetを買った時は、Flat Rateの一番小さな箱に入って届きました。ただ、そのまま送ってしまうと”Small Flat Rate Box”扱いになるので、その箱をまた封筒などに入れ発送します。そうすればFlat Rateの小さな箱というのはわからなくなるので、”First Class”扱いになります。
他にもたくさんこの無料の梱包材を利用する人がいます。壊れやすい物をプチプチの封筒で包んだり、クッションとして使う人もいっぱいいます。
一番小さい箱、”Small Flat Rate Box”は実際あまり使えません・・・ちょっと小さ過ぎるんですよね~。16oz以下のアイテムであれば”First Class”で送った方が安いです。
”Medium/Large Flat Rate Box”はある程度ものが入ります。ただ送料がちょっと高くなるので、それなりに値段のするものを送らないと、手数料などで自分に入って来るお金が少なくなってしまいます。物が売れたら、『ebay』に出品アイテムの10%と送料の10%も払わなくちゃいけないですしね。
例えば私はこの洋服の詰め合わせをMedium Boxに入れて送りました。
ぎゅうぎゅうに詰めたので、箱がちょっと変形しちゃいましたが・・・・もちろん、後でトラブルにならない様に、そのことはちゃんとアイテムの説明欄に書きます。箱に収まれば、ちゃんと運んでもらえます。ebayのDiscountで、送料は$11.95でした。
Flat Rateの封筒は、比較的軽めの物しか入れることが出来ません。”Padded Envelope”はもう少し重ための物も詰めることが出来ますが、封筒自体がそこまで大きくないので、かさばるものは送れません。
例えば私は、この洋服のセットを”Padded Envelope”で発送しました。
こちらもキュウキュウでしたが、16oz以上あるので”First Class”では送れないですし、Medium Boxだと送料が高かったので、この”Padded Envelope”にしました。ebayのDiscountで送料は$6.45でした。
この”Priority Mail Flat Rate”サービスは”First Class”サービスに比べると送料が高くなるので、出品アイテムの値段が安い時は向いていません。逆に重たい物を送る時にはお得です。もちろん、箱に収まるサイズなので、そこまで大きい物や、Irregularな形の物は無理ですけどね。
通常の重さで送料が決まる ”Priority Mail”
”First Class” でも ”Flat Rate” でも送れない物は、通常の ”Priority Mail” で送り、重さで送料が決まります。私はそこまで大きい物や重たい物を送ったことがないので、このサービスは使ったことはありません。ある程度の値段のアイテムじゃないと、送料$30、$40、$50は釣り合わないです。
ただ大きなものを送る時は選択肢がないので、この ”Priority Mail” になります。重さは70lbまで、縦、横、奥行きの合計が84inch以内という決まりがあります。
このサービスはDestinationによって送料が異なります。”Flat Rate”はもちろんどの州に送っても送料は一律ですし、”First Class”もDestinationは関係ありません。重さで決まります。
このサービスも『ebay』のDiscountがあるので多少安くなります。Discount Rateは10%前後で、重さによっては最高15%くらいまでDiscountがあるようです。
例えば私の住んでいるカリフォルニア州からルイジアナ州に、Flat Rate Boxに入らない大きさの5lb(2.268kg)のアイテムを送るとします。そうすると送料は、$20.65(通常の料金)-$2.72(eBay割引:13%)=$17.93になります。
もう少し重たいアイテム、10 lb(4.536kg)の送料は$33.05(通常の料金)ー$2.84(eBay割引:9%)=$30.21になります。
Flat Rate Boxに収まらない重たい物は、自動的にこのサービスになります。
Tracking Number 追跡番号
どのサービスも『ebay』のアカウントからShipping Lableをプリントアウトすれば、自動的に無料でTracking Numberが付いてきます。このTracking Numberは大事で、発送したものが今どこにあるかというのが確認出来るのはもちろんですが、もう1つ大事な役目があります。
たまにBuyerから入金があっても、そのお金がHold(保留)になる場合があります。自分のアカウントに届くまでに時間がかかる場合があるんです。そういう時にこのTracking Numberがあれば、システム上発送したことが確認されて、Holdが解け、お金が入ってくるのも少し早まります。このTracking Numberがない場合は支払額が自分のアカウントに入ってくるまでの時間が少し長くなります。
実際にHoldされたお金が入ってくるまでの日数を数えたことがないので、実際のところどれくらい変わるのかは確認出来ていませんが、少なくともメッセージはSmoothにお金を受け取るためにTracking Numberを入れて下さいと出ます。『ebay』からShipping Labelを買ってプリントアウトする場合は自動的にTracking Numberが付いてくるので、自分で入力する必要はありませんが、ShippingをCombineしたり、『ebay』のShipping Labelを使わず発送した場合はこのメッセージが出てきます。
『FedEx』
他のCarrier『FedEx』を使うことも出来ます。『FedEx』もアカウントからShipping Labelを買えば少しDiscountされます。でもやっぱり『USPS』と比べると高いです。封筒なのか、箱なのか、あとは重さにもよりますが、送料は『USPS』の倍以上します。
でも、その分サービスはしっかりしていて、郵送中になくなったということはあまり聞きません。『USPS』のトラブルはよく聞きますが・・・どのサービスで発送したかにもよりますが、紛失や破損などの配送事故があった場合はどちらも返金を要求することは出来ます。ただ『USPS』はサービスが良くないので、時間がかかったり、全く相手にしてもらえない時があります。その点『FedEx』はサービスが良く、ほとんどのケースを取り合ってくれます。
ただ私は『FedEx』は高いので『ebay』で売れたものを発送するのに利用したことはなく、『USPS』のサービスを毎回使います。正直何度かトラブルは発生しました。何かの液体がかかって箱が濡れてしまって、危険かもしれないから郵送出来ないと連絡が来たことがあります。私のPackageの中身はただの帽子なのに、中から染み出したものじゃないのに、危険物が入っているとみなされました。幸い近くでまだPackageが止まっていたので取りに行けましたが、ラッピングし直したり、ラベルを貼り直したり、Buyerに連絡しなくちゃいけなくなったりと、手間がかかりました。
他にも順調にBuyerの所に向かっていたPackageが、急に違う州に向かい始めたこともあります。Tracking Numberで常に確認していたので、すぐに気付き電話で問い合わせたのですが、荷物は飛行機の中だから確認出来ないと、そればっかりです。最終的には間違いが修正され、無事Buyerの元に届きましたが、かなり遅れてしまいました。
でもこの2件以外は比較的Smoothに届いてます。”First Class”サービスは、自分で保証などを追加しない限りは、Claimしてもお金は戻ってきません。でもそこまで高い物も出品していないので、もし紛失しても自分でRefundしようと思っています。『FedEx』に2、3倍の送料を毎回払うよりは安いと思うので。
どちらを選ぶかは個人の好みと送る物の価値によります。『FedEx』は比較的安心ですが、送料はかなり高いです。『USPS』は安いですが、対応が悪いです。今までの私の経験上、Lostになったことはないので、私は毎回『USPS』を利用しています。ただ本当に高価な物を売る場合は、確実に私も『FedEx』を選ぶでしょう。
私が『USPS』の ”First Class Package” を選ぶ理由
『USPS』の ”First Class Package” は16oz(454g)までしか送れないのでちょっと不便に聞こえるかも知れませんが、送料が安いので魅力的です。
でも送料の安さ以外にも私がこのサービスを選ぶ理由があります。
それは・・・
窓口に行かなくても、そのままPackageをポストに入れることが出来るからです!!
郵便局にはこのような大きなポストがあります。
このポストはPackage専用でLetter用ではありません。Letter用のポストは別にあるので、手紙はそのポストに投函します。
原則は1lb(16oz/454g)までの重さのPackageしか投函してはいけないことになっています。もし ”Flat Rate Medium Box” などの大きな箱で発送する場合は、ポストではなく小包をDepositするための白いかごが窓口の中にあるのでその中に入れます。かごの大きさは浴槽の1.5倍くらいの大きさです。かなり大きいです。でも小さな郵便局などはこのかごやPackage用のポストがないので、その場合は窓口に行って渡します。
”Priority Mail” で発送する場合は、窓口で重さを量ってもらい送料を払うか、Self-Serviceの機械を使って自分でPostageを買います。
ただ混んでいる時に行くと、なかなか窓口やSelf-Serviceの機械まで辿り着けないんですよね・・・・
全然大したものは売っていないのに、列に何十分も並ぶわけにはいかないです。時間がもったいないだけです。ビジネスをしていて、ある程度利益がある場合は、その並んでいる時間も仕事の一部ですが、ただ不用品を処分するだけなのに列に並び続けるのは Just wasting my time です。なので私はポストに入れるだけの ”First Class Package” が一番 Efficiency だと思います。
混んでいる時はかなり時間がかかります。10分、15分で終わればいい方です。クリスマスシーズンの本当に混んでいる時間帯は最低30分は、列に並ぶことを覚悟した方がいいでしょう・・・
私はこの列に並ぶのもなるべくなら避けたいので、ポストに投函出来る ”First Class Package” を選んでいます。
Conclusion
『Amazon』と違って『ebay』は値段の安い物を探すBuyerが多いです。『C2C』(Customer to Customer)のビジネスなので、個人的に出品している人もかなりいます。ほとんどのアイテムが中国やその他のアジアの国から安く手に入れることが出来ますし、中古品にはそこまでのお金は出したくないのがBuyerの心理です。それなりの安めの値段設定が必要になります。安くないとやっぱり買ってくれません。
なので送料も安く抑える必要があります。送料が関係ないくらい、価値のあるものやブランド物は別ですが。私は特に高く売れるものは持っていないので、送料が安く済む重さが16oz以下のものだけ売るようにしています。又はFlat Rateで送れるものです。送料からも10%の手数料は引かれます。
少しでも重量を間違えて郵便局で引っかかってしまったら、『ebay』の特別料金のDiscountはキャンセルされ、通常の送料で払うことになります。足りない分を払うことになります。気を付けなくちゃいけません。
出品する時は、まずそのアイテムの重さを測って、送料がいくらになるかを先に調べた方がいいです。それに合わせて今度はアイテムの値段を決めて行きます。
留学中に買うものはそこまで高価なものではないと思います。特に自費留学でコミュニティカレッジなどに通う場合は、贅沢は出来ませんし、やっぱり高い物は買えません。授業料、生活費だけでいっぱいいっぱいなので・・・それでも、もし自分の持ち物で要らない物があったら、『ebay』で売ってみましょう!!いくつか売れれば、一回のガソリン代位にはなると思います!!
『アメリカでものを売る:不要なものは『ebay』で売って部屋もスッキリ!!Part 2』では、出品するときの注意点についてお話したいと思います!!
よろしければこちらもどうぞ!!