”OfferUp”(オファーアップ)を使ってみた!!アメリカで不要なものを売るのにとっても便利なアプリ!!

   

以前、不要なものを売るには『eBay』が便利!!という記事を書きました。『eBay』はアメリカだけでなく、全世界をターゲットに出来るので、売れる可能性も高くなります。

”Craigslist” も結構ローカルの人が見ていますし、”びびなび” は日本人がターゲットになるので少し範囲が狭まりますが、日本語でコミュニケーションが取れるので楽です。

不要なものを処分したい時、ものによって『eBay』は売れても全然お金にならない場合があります。手数料もそこそこするので、ちょっと計算を間違うとマイナスに!!なんてことも・・・

日本は”はこBOON”などかなりお得な郵送サービスがありますが、アメリカにそのようなサービスはなく、国内の送料も意外とするので、そこもちょっとdisadvantageです。なので重たい物は『eBay』以外で売りたいです。

他にも処分する方法はないかな?とresearchしていると、1つ評価の良いアプリを発見しました。”OfferUp”というアプリです。

 

早速使ってみたところ・・・かなりいいです!!まだそこまで売れたわけではありませんが、”びびなび” や ”Craigslsit” に比べると連絡の数が多いですし、何がそんなに良いって、使い方が超簡単なんです!!

ただローカルの competitor が多いので、載せた出品リストもすぐ下に押されて Buyer の目に留まる可能性が低くなってしまうのが disadvantage です。これは”びびなび” でもよくあります。特に出品の多い週末なんかは、載せたリストが数時間ですぐに下に追いやられちゃいます・・・

今回はつい数日前に始めたばかりですが、 ”これは使えるな!!” と感動した『OfferUp』の紹介をしたいと思います!!

 

”OfferUp”とは??

『OfferUp』はローカルをターゲットとした簡単に売買が出来る無料アプリです。基本的にローカルでの引き渡しなので、送料を計算したり、郵便局に行く必要はありません(そのような交渉がある場合は別ですが)。

『eBay』は1ケ月50個までは無料で出品できますが、それ以降は出品1つにつき$0.30かかります。そして『eBay』では出品したアイテムが売れると、手数料が10%かかりますし、もし Payment の method が ”PayPal” の場合は売れた値段の2.9%+$0.30も追加で取られてしまいます。これが結構大きいんですよね。売れたのに意外とお金にならなかった・・・なんてこともあります。

でもこの『OfferUp』に手数料は一切ありません!!例えば『eBay』で$10のアイテムを売ります。『eBay』とPayPalの手数料でまず $1.59 引かれます。ほとんどの場合は ”Local Pick Up” ではなくて郵送なので、一番安い送料でも Package は $2.77 します。なので$10のアイテムを『eBay』で売っても、$5ちょっとにしかならないんです。その分このアプリは自分が決めた値段を、そのまま丸々、その場で現金で受け取れます。

連絡はアプリを通してします。アプリ内で情報交換をしても問題はないですが、セキュリティのため、電話番号やメールアドレスが載っているメッセージは、自動的に数時間後に消えてなくなります。住所が載っているメッセージはちゃんと残るので、引き渡し場所確認に困ることはありません。

『OfferUp』はこんな感じです。

 

車、靴、家具、洋服、シャンプー、洗濯洗剤、化粧品、なんでも売っています!!何となく毎回アプリを開いて、車と靴が多いなというイメージを受けます。中には自分のお店の宣伝に使ったりしている人もいたり、ここで商品を売っている人もいます。

かなりローカルの人が利用しているようで、売買の約束まで辿り着かない場合もありますが、結構連絡が来ます。部屋の片付け中に見つけた不用品などを簡単に売れちゃう嬉しいアプリです。

 

出品の仕方

アプリはすごくシンプルです。本当にあっという間に出品出来ちゃいます。『eBay』はタイトル、商品の状態、Item Specifics、送料など、何かと記入しなくちゃいけない項目が多いですが、この『OfferUp』は、4つのステップですぐにリストを載せることが出来ます。

 

ステップ1 Post an Offer

 

アプリを開いて右上のカメラのアイコンを押すか、一番左のアイコンを押して管理画面に行き、”Post New Offer”を押します。

まずは写真を載せて、タイトルを決めます。

このアプリでも検索をかけてアイテムを見つけることは出来ますが、まずアプリを開いて飛び込んでくるのは写真です。タイトルも見えないです。なので写真を見て判断することが多いので、『eBay』の様に検索に引っかかる様にタイトルにこだわる必要はないと思います。写真は5枚までアップロード出来ます。みんなの注目をキャッチ出来るように、なるべくアイテムがきれいにハッキリと写っている写真を載せましょうね。やっぱり十分な照明のない暗い写真や、わかりにくい写真はスキップされる可能性が高くなります。

 

ステップ2 Describe Your Item

 

次にカテゴリー、コンディション(商品の状態)を選んで、Description(商品の説明)を書きます。この画面ではカテゴリーは ”Electronics” になっていますが、他にもカテゴリーはたくさんあります。もしどのカテゴリーがいいかわからない場合は、”General” があります。

みんなのリスト見ていると、意外とdescriptionは簡潔です。中には商品の説明ではなく、”I need cash by tonight” や ”My lease ends today, needs to be gone” の様に、今すぐに売ってしまいたいという気持ちが伝わるメッセージが書かれているリストもあります。

 

ステップ3 Set Your Price

値段を設定します。”Firm on Price?”という欄がありますが、もし値段交渉を受け付けないのであれば、チェックを入れます。もし交渉可能であれば、チェックは入れずに進みます。

”Firm” は ”硬い、頑固な” という意味があるので、もしチェックを入れた場合場、”この値段で行くんだ!!”と、設定した値段以外では売らないことを意味します。

 

ちょっと非常識じゃない・・・!?

私は個人的にはチェックを入れたい派です。なぜなら、ちょっと非常識!?とも思えるようなOfferをしてくる人が多いからです。このアプリを使い始めてまだ数日しか経っていませんが、日本人の常識ではちょっと考えられないような offer がたくさんありました。

私の中で、例えば$50で出しているアイテムを、$25で売ってくれますか??というのは、かなりあり得ないです・・・まだ$45や$40ならわかりますが、さすがに半額までは下げられないです。$15を$6にするのは可能か?という offer もありました。いやいやいや・・・半額以下じゃん・・・$6でその人に売るなら、$10位まで下げて他の人を探したいです。もちろん早く売ってしまいたいですし、他に買い手が見つかる保証もないです。しかもせっかく連絡があった訳だし・・・という confliction は多少ありますが、やっぱり$15を$6には出来ないです・・・

他にも$70を$40に出来ないか、とか、$30値切るってすごくないですか??$50だったらまだ理解出来ますが・・・結構こんなメッセージが届きます・・・ ”びびなび” でリストを載せても値段交渉はほとんどありません。こういう時に文化の違いを感じます。別に悪いことじゃないんですけどね、聞くだけですし。だた額にもよります。やり過ぎはやっぱり印象悪いです。あるアイテムの description には値段交渉はなし、”Let’s respect each other” と書いてありました。何度も非常識な offer を受けたので、気持ちがすごくわかります・・・

なので、自分がどうしたいかにもよりますが、こういうメッセージを避けたい場合、値段交渉はしない場合はチェックを入れた方がいいと思います。なんとなく ”Firm on Price” だと融通が利かないな、という印象を持たれてしまいそうで嫌ですが、あまりにもヒドイのでいくつかのアイテムは”Firm on Price”にしました・・・

 

ステップ4 Share On

 

後はLocationを入れれば終了です。”Get my Location” でGPSから場所を入れることも出来ますし、Zip Code を入力して設定することも出来ます。

”Facebook” でシェアしたい場合はチェックを入れます。

これだけです!!すぐ出品リストが作れます!!

結構みんなシンプルです。私も最低限の情報をを入れるだけなので、1分もあればもう出品出来ちゃいます!!写真のアップロードにかかる時間もこのアプリはすごく短いですし。売れるかどうかははまた別ですが、リストにそこまで時間がかからないのが嬉しいです。『eBay』はアイテム1つ載せるのに結構時間がかかったりするんですよね。『OfferUp』では Buyer は買う前に(現金を渡す前に)、実際アイテムを目で見ることが出来ます。もしアイテムが気に入らなかったら、買う必要はありません。でも『eBay』は写真や文字の説明でしか伝えることが出来ないので、なるべく多くの写真を載せたり、細かく商品の説明をすることが大事です。

私が気を付けていることは、もし気になる点があればちゃんと伝える、です。もしスクラッチなどがあればちゃんと書きます。写真だけではやっぱり伝えきれないですし、わざわざ来てもらって、何か違う・・・とDisappointさせてしまうのも悪いので。もちろん相手もその可能性があることも知った上で見に来るわけですが。特に高い家具や車はそうですよね、とりあえず見に行ってみようという感じなので、買わずに帰る可能性の方が高いです。でも比較的値段の安い物はもちろん買い取る気で来るので、なるべくそのチャンスを逃さないように、注意事項は書いた方がいいですね。

 

◇ 出品リストを消したい場合 ◇

出品したものを取り消したい場合は、まず管理画面の”My Offers”を押します。

すると自分の出品しているアイテムのリスト画面が出てくるので、その中から消したいアイテムを選びます。

  

そしてリスト画面の一番右、”Edit”の横にある3つの点のアイコンを押します。”Archive” を押すと、リストが削除されます。もし気が変わりまた載せたい場合は、フォルダーから ”Unarchive” でリストを戻すことが出来ます。

 

出品出来ないアイテム

このアプリも出品できないカテゴリーがいくつかあります。

お酒やたばこ、動物、アダルトな内容のものはどこでもそうですよね。『eBay』では Gift Cards は条件によって出品できますが、このアプリはどんな条件でもダメです。

 

知らずに、使わなかった Gift cards を載せたところ、はじかれました。システム上出品できない様になっています。

まずないとは思いますが、出品アイテムだけじゃなく、メッセージなどでも非常識な発言や offensive な表現はアカウントを suspend、又は削除されてしまう可能性があるので気を付けましょうね。

 

 

連絡を取り合って売る

出品したら、あとは buyer からの連絡を待ちます。Buyer は ”Make Offer” から値段交渉のメッセージを送ってくる場合が多く、その場合のメッセージは全て同じような感じで ”I would like to buy your XXXX for $○○” という内容になっています。

この ”Make Offer” を使わずに、自分のメッセージを送ってくる場合もあります。”Is that the lowest??” や、ただ ”Interested” のみだったり、色々です。Spanishで読めない時もありました。私は ”最初からこの番号に連絡して” や ”このアドレスにメールして” という buyer はちょっと避ける様にしています。ある程度の意思確認や交渉が成立してから住所や電話番号(必要なら)も教えたいので。

電話番号は別に教える必要はありません。全てアプリを通してメッセージのやり取りが出来るので、必要な時だけでいいです。

私はこのアプリ以外に”びびなび”でも、引き渡し場所は自分のアパートの前なので、最終的には住所も教えます。もちろん、unit番号などは伏せてです。

チェック(小切手)を送るから名前、住所、メールアドレス、電話番号を教えて、というメッセージもありました。So suspicious・・・まず小切手は受け付けていないですし、怪し過ぎます。交渉成立もしていないのに。怪しいと思うメッセージやちょっと信用出来ないものは、真剣に受け止めなくていいと思います。

Buyerも英語圏の人ではないことが多いので、完璧な英語じゃなくても全く問題ありません。値段と、時間と、場所が伝われば大丈夫です!!よっぽどじゃない限り、私はこのアプリ内で連絡を取り続けることをおすすめします。

 

So Far So Good!!

今の所、気に入ってます。もうすでに来るって言って来ない人がいましたが・・・国や文化、言葉が変われば、色んな人がいます。1時に行きます、と言っても1時半過ぎだったり・・・もうアメリカが長いので慣れましたが、昔は決めた時間にちゃんと待っていたりしました。

比較的日本人はこういうことは少ない方ですが、でもやっぱりあります。約束の時間から30分遅れで連絡が来て、あと1時間後に行く、とか、連絡も何もなく、結局来なかった・・・など。

なので私は時間に余裕のある時にしか引き渡しはしません。もう行かなくちゃいけないのに来ない!!ということもあるからです。もちろん時間に余裕を持って時間も設定していますが、それでもその通りにいかないことってよくあるんですよね・・・

知らない人と会うことに抵抗がある人もいると思います。でも modern device や modern technology も発達して、今では主流とまではいきませんが、このように連絡してものを売買するのは今や普通です。電話番号は嫌なら交換する必要はないですし、引き渡し場所も近くのお店の駐車場など、自宅以外にすることも出来ます。特に危険なイメージはないです。でもやっぱり夕方、夜に引き渡しすることは避けた方がいいと思います。もちろんセキュリティ問題が一番ですが、暗くてアイテムも良く見えないので、後々トラブルが発生する可能性も無きにしも非ずです。

大きな家具などは部屋まで来てもらわないといけないので、ちょっと心配な気持ちもわかりますが、もし他人が部屋の中に入ってくることに抵抗があるのであれば、ルームメイトがいる時間や一人暮らしでも比較手にご近所さんがいる時間帯などを選べば大丈夫だと思います。日本人が心配するほど、危険なことなんて全然ないです。

 

My Experience, Sold Item

このアプリを使って初日、この Bar stools が売れました!!

最初はセットで出していましたが、Stoolsだけ買いたいとの交渉があり、$35で売りました。私の中ではこのガラストップの Bar table がメインだったので、イスだけなのに$35で売れたら満足です!!今は『eBay』で新品のいす2つセットで$69.99くらいで買えちゃうので。

大人になり、自分の部屋作りをする余裕も出来たのでおしゃれにしたいなと思いこの Bar table と Bar stools を買いました。『eBay』でテーブルとイスは別々に買いました。当時はそこそこしましたが、今は結構安い値段で手に入るようですね。ドアの近くにあったので、帰って来てからジャケットをイスにかけたり、鍵や郵便物をテーブルに置いたり、結構便利でした。でもそれ以外に座ったりして使っていたわけではなかったので、本当に必要か??とふと思い処分することに決めました。特に今はOPTが来ないかもしれないという状況で、最悪の事態に備えて、すでに必要のない物は処分し始めています。正直お気に入りだったので、かなり迷いました。でももしOPTがダメだった場合、私がもらえるGrace periodは15日かも知れない!!とも言われたので、今から不要なものは処分しています。

他にもNintendo DS、食器、ダンベルなどただいま交渉中です。同時に『eBay』や ”びびなび” にも載せているので、どこかで売れたらいいなという様な感じです。

 

おすすめ度 ☆☆☆☆☆

たくさんの人がリストを載せているので、competitorも多いです。しかも値段交渉の連絡の方が多かったりして、なかなか売り買いの約束まで辿り着かなかったりもします。それですごく使いやすいですし、手数料が一切ないのが嬉しいです。リストを載せるのはタダです!!とりあえず家にある不要なものを載せてみてはどうでしょうか??意外に結構売れたりするかもしれないです!!

 

 

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