アメリカ留学 4年制大学 Part 2 ~ 卒業までにかかる費用

   

以前、コミュニティカレッジ Part 2 ~ 卒業までにかかる費用では、コミュニティカレッジを卒業するまで900万円は必要と書きました。

卒業に必要な単位は、コミュニティカレッジが60単位、大学は120単位です。なので単純に計算すると、大学卒業までにかかる費用は倍の1800万かな、思うかもしれません。でも実際には、大学の授業料はコミュニティカレッジに比べてかなり高く、単純に倍ではないんです。大学の方が断然に高いんです!!

今回も必要な費用を1つずつ細かく計算して、総費用を出してみました。最低限かかる費用です。かなり現実的な数字だと思うので、参考にして頂ければ嬉しいなと思います。

今回は、私が10年前に行った、カリフォルニア州立大学ロングビーチ校、California State University, Long Beach(略して ”CSULB” )の値段を参考にしています。

 

必要な費用

コミュニティカレッジの記事でも書きましたが、学校にかかる費用は大きく分けてこの4つです。

  • 授業料(Tuition)
  • 健康保険(Health Insurance)
  • 教科書、その他の必需品(Books & Supplies)
  • その他のStudent/School Fee(Student ID, etc)

コミュニティカレッジ同様、大学も健康保険を払わなければクラスは取れません。教科書とその他の必需品は、コミュニティカレッジ、大学関係なく取るクラスによって異なります。教科書って本当に高いですよね・・・

これらは学校に必要な費用で、もちろんこれに生活費も加わります。

 

コミカレと大学の違いはここ!!120単位終了までにかかる学校費用

コミュニティカレッジと大学の一番の違いはセメスターごとに払う ”Semester Fees” があるかないかです。コミュニティカレッジは自分の取った単位数の授業料と、比較的安い School/Student Fees で済みますが、大学は単位数の額 に、そこまでする!?という位高い”Semester Fees” を払います。

 

Per Unit Fee(単位にかかる費用)

Unit Fee(単位費) はコミュニティカレッジでももうすでに高く、ロスアンゼルス周辺の学校は1単位大体$300ほどします。”Santa Monica College” の場合は、1単位$335もします。この辺で一番高いコミュニティカレッジです。1クラスだけ取りましたが、1クラスに11万円はかなり痛かったです・・・ この1単位$335は、大学のUnit Feeとほとんど変わりません。私が昔行った”CSULB” (California State University, Long Beach) の現在の1単位の費用は$372です。私が通った10年前は$333でした。少し上がりました。大学はどの専攻も卒業に必要な単位数は大体120です。

なので単純に計算しても

$372 x 120単位 = $44,640

120単位取るのに、約500万円かかります($1=112円の計算です)。

ちなみにコミュニティカレッジで60単位を取るには、

$300 x 60単位 = $18,000(約200万円かかります)

※この額にはまだ健康保険代も何も含まれていません。単位だけの金額です。

ほとんどの留学生は一般教養のクラスを取る前に、ESL(English as a Second Language)のクラスを取ることになります。まだ英語力が低い留学生は、大体 Assessment Test(どれだけの学力があるか見るためのテストです。通常は数学と英語のみ)の結果で振り分けられて、ESLから始めます。

ESLのクラスを2、3つ取るだけで、25~40万円と変わってきます(1クラス3単位の計算:$372x3= $1,116、約12万5000円)。数学もテストのスコアが低く、自分が取りたいクラスから入れない場合は、準備用の低いクラスから取らなくちゃいけません。そこでもまた12万、25万とお金がかかってしまいます。

しかも、このESLの単位は卒業単位としてはカウント出来ないんです・・・このESLのクラスが多ければ多いほど、卒業までのお金も時間も余計にかかってしまいます。コミュニティカレッジでも、大学でも、この Assessment Testではなるべくいいスコアを取れるように、数学と英語は勉強しておいた方がいいです!!

 

Mandatory Semester Fees(セメスター費)

この1単位の費用の差だけでは、そこまでの違いは感じないですよね。私が大学の方が断然高い!!と言うのは、”Semester Fees” (セメスター費)というものが存在するからです。一番の大きな違いはこれです。これはUnit Fee(単位費)とは別に払うもので、毎学期払います。コミュニティカレッジの Student/School Fee に当たるものですが、コミュニティカレッジの Student/School Fees は全部合わせても$100~$200くらいしかしません。でも大学はこの費用がビックリするくらい高いんです・・・

これは ”CSULB” の セメスター費、”Tuition and Mandatory Fees”(セメスター費) です。

”Undergraduate” は大学、”Graduate” は大学院です。Bachelor’s Degree を取るまでは、この ”Undergraduate” の ”Tuition and Mandatory Fees” を毎セメスター払うことになります。そしてその金額は、なんと・・・$3,230!!毎学期、単位費に加え、このセメスター費も払わなくちゃいけないんです!!この$3000がコミュニティカレッジの費用との1番の違いです!!

毎学期、単位数に関係なく、約36万円が出て行きます。

留学生は1セメスター、最低12単位取る必要があります。もし1セメスター12単位ずつ取ると、120単位終了するまで10セメスターかかります。

単純に計算して、

$3,230 x 10セメスター = $32,300

このセメスター費だけで、360万円かかるんです!!

そして、この費用にプラス単位費もかかります。もし120単位を10セメスターかけて終了する場合は、

$44,640(120単位)+ $32,300(Semester Fee 10セメスター分)= $76,940

120単位終了にかかる授業料の総額は約860万円です。

順調に行けば約860万ですが、よっぽど優秀でない限りは、ESLも取ります。なので卒業までもう少し時間がかかり、Total で11、12セメスター必要になります。1クラス取る毎に約12万円ずつ出て行くので(1クラス3単位として。4単位のクラスの場合は、1クラスに17万円程かかります)、ESLや数学の初歩のクラスを取れば取るほど、卒業までの授業料も高くなります。

 

Health Insurance(健康保険)

そして、更にですが、留学生はクラスを取るために健康保険にも入らなくてはいけません。これは必須です。日本で保険に入ってきた場合は、保険を持っていることを証明するため、保険のコピーなどを提出します。学校にもよりますが、中には個人で購入した保険は認めてくれない場合もあります。学校が求める最低条件をクリアしている必要があります。もし日本で入ってきた保険が条件を満たしていなくて、認めてもらえない場合は、自分の保険をキャンセルして学校の保険に入らなくてはいけません。No choiceです。

保険料は学校によって異なりますが、このCSULBの1年間の健康保険料は$1,053です。学期毎に払うので、大体1学期$530位です(ここでは計算しやすくするため、$1,053÷2=$530としていますが、実際は1学期が$500で、次の学期が$550という場合もあります)。

1学期にminimumの12単位ずつ取ると5年かかります。なので健康保険料は

$1,053 x 5 年 = $5,265

約59万円かかります。

クラスを取るためにはこの3つの費用が必要です。この3つはセットです。どれか1つでも欠けたらクラスは取れません。120単位を5年かけて終了した場合、この3つの費用、Unit Fees(単位の費用)、Semester Fees(セメスター費)、Health Insurance(健康保険)の合計は

$44,640(120単位)+ $32,300(セメスター費)+ $5,265(健康保険)= $82,205

$1=112円で計算すると、約920万円かかります。重複になってしまいますが、これは120単位にかかる総授業料で、ESLなどを取るともっとかかります。ESLを取ると大体1学期延びるので、更にセメスター費$3,230がかかります。ESLを取ったり、単位を落として取り直したりすれ、どんどんどんどん高くなっていきます!!なのでアメリカの4年制大学の120単位終了までにかかる費用は約1000万円は見ておいた方がいいでしょう・・・・

 

教科書やその他の費用

クラスを取れば、教科書も必要になってきます。アメリカの教科書は本当に高いです。美術や音楽などのクラスを取った場合は、アートやクラフト用品を買ったり、楽譜を買わなくちゃいけなくなったりします。

教科書はクラスによって異なるのでハッキリとした額は出せませんが、1学期$300~$600位かかると思いますい。中古で1冊$10以下で見つけられることもあれば、新品しかなく、教科書1冊に$200~$300出さなくちゃいけない時もあります。1セメスター$500かかるとして、単純に計算しても

$300~$500 x 10セメスター = $3,000~$5,000

約34~56万円かかります。教科書に関しては、クラス終了後に売ることが出来るので、多少のお金は戻ってきます。私はこれからも必要だと判断した教科書以外は売っちゃいます。専攻のクラスの教科書3、4冊だけは取ってありますが、特に一般教養のクラスの教科書は、この先読むことはないので全部売りました。

自分が大人になってから戻って取った会計のクラスの教科書は、特に Tax や Accounting Ethics に関しての教科書は取っておくことにしました。Tax は毎年のように新しいRegulationが出たり、数字が変わったりしますが、基本的な計算は変わらないので取っておいて、Accounting Ethics の教科書は、法律や条例などがたくさん載っていて、これからも必要な時が来ると思うのでKeepしています。特にCPA Exam勉強の時に必要になると思います。あとは売ってもお金にならないのでまだ処分していない教科書が数冊あるくらいです。

アメリカの教科書の費用に関しての記事もあります。もしよかったら読んでください。こちらから読めます。

 

120単位取るまでの総額費

これまでの全ての費用を足すと、1000万円は軽く超えます・・・・しかもこれは授業料だけで、生活費は含まれていません・・・

この1000万ちょっとは1学期に12単位ずつ取り、5年かけて120単位を終了した場合です。もし1学期に15、18単位取っていけば、単位数が多いので1学期に払う額は大きくなりますが、セメスター数が少なくなるため総額は安くなります。

例えば1学期に15単位ずつ取るとします。12単位ずつ取ると10セメスター必要ですが、15単位の場合は8セメスターになります。2学期違いますよね。2学期違うと、セメスター費と健康保険で約$7,500(約84万円)違ってきます。ただ最初から15単位取るのは厳しいですし、留学生はESLのクラスを取るので予定よりもセメスター数は多くなります。なので見積もりを出す時は、ちょっと多めに見積もっておいた方がいいかも知れません。

 

夏学期、冬学期が安かった頃

私がCSULBに通っていた時はセメスター費は$1,500ちょっとでした。今の半額です。全然違いますよね。基本1セメスター15単位取っていました。そして当時は料金が違ったので、夏学期も冬学期も取っていました。夏学期、冬学期は Regular semester ではないので、クラス数も少ないですし、期間も短く、あっという間に終わります。機関が短い分、1回のクラスも長く、単位集中型なのでちょっと辛い部分もありますが、その分少し早く単位が稼げます。

10年前の夏学期の料金は単位費のみでした。セメスター費はかからず、ちょっと”お得”感があったんです。なので、夏学期、冬学期は欠かさず取って単位を稼いでいました。でも今は料金が全然違うようです。今は夏学期を取っても、料金は通常のセメスターとほとんど一緒です。

これが2017年の夏学期の料金表です。

夏学期は短いので、大体取るクラスの数は1つか2つ位です。頑張って3つも4つも取ることは可能ですが、かなり大変です!!いつもは4ケ月かけて勉強する内容を、学校にもよりますが、その半分くらいで終わらせることになります。なので3、4つ取って、悪い成績を取ったり単位を落としてしまうよりは、1、2つにして、確実に良い成績を取った方が良いと思います。

もしクラスを2つ(3単位のクラス)取るとします。全部で6単位なので、合計で$1,893かかります。そして料金表の下を見て下さい。小さく ”Non Resident students pay an additional $372 per unit” と書かれているのが見えますか?これは私達はこの$1,893に加えて、単位費もかかるということです。 6単位取ると、合計で $1,893 + $2,232($373 x 6単位)=$4,125(46万円)かかることになります。1単位にかかる費用の計算をすると、夏学期に取っても、Regular semesterにとっても、ほとんど変わりません。

10年前は単位費だけで済みました。今でしたら1単位$372なので、$372 x 6単位 = $1,116(13万)ですね。この13万円で6単位稼げました。かなりここでお金がセーブ出来たんです。

授業料だけで言えば、今は夏学期、冬学期を取ってもお金のセーブにはなりません。それでも夏学期、冬学期にクラスを取った方が早く120単位を終わらせることが出来きるので、その分生活費はセーブ出来きます。

 

生活費も足した、120単位を終えるまでにかかる総額費用

ここまでの費用はすべて学校にかかる費用でした。生活費や、それ以外に必要になるであろう車購入費などは含まれていません。なのでそれらの費用も入れて計算してみましょう。

私はここロスアンゼルス周辺の1ケ月の生活費は、最低15円以上はかかると思います。でも実際には15万円で抑えるのも結構厳しいと思います・・・・

例えばですが、もしホームステイをするとします。今この辺のホームステイの相場は大体1ケ月$1,000です。安い所もありますが、それでも$800、$900します。もしホームステイを選んだ場合は、残りの$350以内に携帯代、もし車を持っているのなら車の保険、ガソリン、その他の雑費を収めなくちゃいけません。$1,350で約15万円です。正直かなり厳しいです。

1人暮らしをすれば、この15万円は全部家賃、光熱費で飛んで行きます。食費、携帯、ガソリンなどを入れると、20万近くはかかるでしょう。

なのでこの15万円はちょっとギリギリの安めの設定ではありますが、取りあえず生活費は1ケ月15万円とします。学生の間は大体みんなルームシェアです。ルームシェアはインターネット代などの光熱費も住んでる人数で割るので、ちょっと安くなり助かります。

120単位終了までに5年かかるとして、

15万円 x 12ケ月 x5= 900万円

900万円かかります。でも車を買ったり、ルームシェアを始めたり、夏休みに帰ったり、たまには旅行に行ったり、外食したり、服を買ったり・・・・いくらあっても足りないです・・・

これは最低限の金額ですが、1000万円は確実で、プラス100~200万くらいは見ておいた方がいいと思います。車が壊れれば修理代もかかりますし、5年間ずっとホームステイということは多分ないので、どこかのタイミングでルームシェアを始めると思います。そうなればベッドや家具が必要になったりもします。安いもので揃えたとしても、結局新しい暮らしの始まりや引っ越しは結構かかるんですよね。

なので、私が出す、120単位終了までにかかる、学費と生活費を含めた5年間の総合費用は2200万~2500万円です!!

ちなみにこれはCSULBの費用です。CSU グループは UCグループよりも安いので、もし UCLA や UCFullerton など ”UC”の大学に行く場合は、もっともっともっとかかります・・・・

ちょっと多く見積もり過ぎなんじゃない!?と思う方もいるかもしれませんが、実際にこれくらいかかります。授業料は変えられないので、生活費でカットしていくしかありませんが、最低時給が$10.50(1,176円)という位、物価も高いんです。2020年には最低時給は$15(1,680円)になります。家賃だけで、ルームシェアしても$800~$1,000は確実に出て行きます。光熱費、食費、車の保険、雑費などを合わせると15万なんてすぐです。

車もポンコツでいい!!と思うかも知れませんが、私の様に、安い車を買った結果、車代以上に修理費がかかった!!なんて最悪なことになるかもしれません・・・でもその時の予算ってあるんですよね・・・

もし頻繁に日本に帰国する子であれば、飛行機代だってかかります。

もちろん生活レベルは人それぞれです。派手な人もいますし、慎ましく生活している人もいます。それでも15万円はギリギリだと思います。

なので最低でも2000万円、もうちょっと余裕を持ってプラス200万~500万は多く見ておいた方がいいかと思います。ESLのクラス1つ多く取るのでさえ、12万5000円 extra でかかるんです。単位を落としたり取り直したりすれば同じ位、又はもっとかかりますし、そして単位を落としたせいで卒業が遅れれば、またもう1回セメスター費、36万を余計に払わなくちゃいけなくなります。こんな風に、お金は何十万単位で変わります。200万~500万円自体ちょっと幅が大き過ぎと思うかも知れませんが、実際にはすぐです・・・・

生活費などについて、他の記事でもまとめています。よろしければこちらも参考にどうぞ!!

 

ちなみにUCLAは・・・・

この総額は CSUグループの金額です。CSULB でも CSUFullerton でも、1単位の費用、セメスター費はそこまで変わりません。

ちなみにこれが UCLA の見積もりです。

これは1年間の総額の見積もりです。下に ”In addition, the Nonresident Supplemental Tuition is $26,682…. to $60,729.” と書かれています。この$34,047はカリフォルニア州に住んでいるアメリカ国籍、または永住権を持っている人の額です。

私達、留学生は1年に$60,729(680万円)かかると書かれています。

そのうち授業料が$12,918 +$26,682=$39,600(443万円)です。1年の授業料が443万円です!!健康保険も入れると467万円です。

UCLAはクオーター制(1年4学期制)なので、CSULBとは違いますが、1学期に最低12単位取らなくちゃいけないのは一緒です。

1年の授業料が443万円、編入して2年行っただけで1000万円です・・・生活費は含まれていません。UCLAは成績の良い人生徒しか入れませんが、この授業料の高さもそうそう行けないもう1つの理由です。

 

 

費用を少しでも安くする方法

2000万円なんて、普通に考えて途方にくれますよね・・・特に大学の自費留学はほぼ無理です・・・よっぽどそれまでに稼いでいて貯金がない限りは、親のサポートなしには無理です。コミュニティカレッジ位でしたら、貯金半分、残りは学校に行きながら何とかする!!という感じでも何とか乗り切れますが、大学は額が違います。十分な貯金や収入がない限りはかなり厳しいです。

そんな莫大な費用がかかる大学留学ですが、少しでも費用を安くする方法がいくつかあります。コミュニティカレッジの記事でも書きましたが、自分のモチベーション、気合次第で、200万~300万近くはセーブ出来ます。どんな方法があるのか紹介しますね!!

 

一般教養の60単位はコミュニティカレッジで取得する

私はこの方法が一番いい方法だと思います。大学卒業に必要な120単位のうち、約半分は一般教養のクラスで、それらのクラスはコミュニティカレッジで取ることも出来ます。そしてその後単位を大学にトランスファーすればいいんです。

かなり前の話ですが、10年前のUCLAは、生徒の3分の1はコミュニティカレッジからの編入生だと言われていました。

コミュニティカレッジでも、大学で教えている教授のクラスもいくつかあります。一概にはコミュニティカレッジだからレベルが低いとは言えないと思います。先生によります。

例えば最初の60単位をコミュニティカレッジで取るとします。コミュニティカレッジはセメスター費はかからないので、単純に単位数 x Per Unit の計算です。ロスアンゼルス周辺のコミュニティカレッジの1単位の平均は$300前後なので、ここでは1単位$300で計算しました。

  120単位(10セメスター) 60単位ずつ(5セメスターずつ)
大学 単位費  $372 x 120 = $44,640  $372 x 60 = $22,320
セメスター費  $3,230 x 10 = $32,300  $3,230 x 5 = $16,150
コミュニティカレッジ  —————  $300 x 60 = $18,000
合計 $76,940 $56,470

※計算をシンプルにするため健康保険代、教科書代は除いています。単純に5セメスターずつと半分にしましたが、実際にはコミュニティカレッジに6セメスター、大学に4セメスターなど、組み合わせは人によって異なります。

※ESLなどのエクストラのクラスなどのも計算には入れませんでした。

最初の60単位をコミュニティカレッジで取得すると、こんなにも変わるんです!!授業料だけで約230万変わります。夏学期なども取り滞在期間を短くすれば、生活費もセーブ出来、もっと安くなります。

私もこのパターンです。語学学校が終わった後、一番最初にミネソタ州にある Minnesota State University, Mankato という大学に行きました。高校卒業してまだ1年も経っていなかったので、Assessment Test の数学のスコアは良く、数学は取りたいクラスから取れましたが、英語がやっぱり低くてESLのクラスを2つ取りました。

この学校は当時、秋田県に姉妹校があり、日本人がいっぱいいました。何も知らずにアメリカに行き、不安でいっぱいの毎日の中、日本語が話せるのは本当にホッとします。でも安心だからと言って、日本人グループにハマってしまうと、今度はなかなか抜け出せなくなってしまいます・・・私がそうでした。毎日日本の生徒とカフェテリアに行って、ルームメイトも日本人、hang outするのも日本人、どこに行くのも何をするのも日本の生徒と一緒でした。

私は日本人と話すことは悪いことだとは思いません。むしろつながりは大事だと思います。でも、やっぱり私の様にどっぷり浸かってしまうと、一体どこにいるのかわからなくなってしまいます。上手に付き合っていくことが大事ですね。

日本に姉妹校があり、日本人留学生の数もかなり多かったので、その大学では1学期だけ取って、その後環境を変えるためワイオミング州のCasper Collegeというコミュニティカレッジに行きました。そこで3セメスター取りました。日本人の生徒は私も含め3人でした。

Casper College:田舎ではありますが、良い経験になります!!

そしてその後CSULBに編入したのですが、その前にもう1学期だけカリフォルニア州のコミュニティカレッジ、Long Beach City Collegeへ行き、更にTransfer可能な18単位を取りました。なのでコミュニティカレッジは合計で4セメスター行っています。

コミュニティカレッジからの単位はほとんどTransfer出来たので、残りの単位を2年かけて大学で取りました。大学は4セメスターしか行っていません。ESLで無駄にした時間を取り戻すために、夏学期も冬学期も取りました。19歳で語学留学し、コミュニティカレッジから4年制へ編入して、23歳で大学を卒業しました。留学生で23歳で大学を卒業するのはかなり早い方です、かなり急ぎましたので・・・・急いだ理由はもちろんお金です。高校から下宿生活をしていて、親にずっとお金を出してもらってました。やっぱり少しでも早く終わらせたいという気持ちは強かったです。高校の時からお金の計算、manageすることには慣れていましたし、time managementも結構好きだったりするので、私なりに最短で終わらせれるようにクラスも上手く組み合わせて取りました。

私の周りには1年生から大学に行った人は数人しかいません。ほとんどがこの様して、コミュニティカレッジからの編入です。他の国の子もコミュニティカレッジから4年制に編入する子が多かったです。やっぱり総額2000万円は大き過ぎます・・・私なんてどれくらいの量のお金なのか全然想像が付きません・・・みんなやっぱり出費は抑えたいので、コミュニティカレッジを選びます。

 

ちょっと急ぐ

もう1つ何百万とお金がセーブ出来る方法は、”少しだけ” 急ぐです。ちょっと多めに単位を取ったり、夏学期、冬学期を取れば、滞在期間が短くなるので、生活費の面から出費を減らすことが出来ます。

滞在期間、セメスター数はどんなに頑張っても限界があります。5年半かけて卒業する学校を4年半、または5年で卒業することは出来ても、そこを3年で卒業するのはさすがに不可能です。クラスには取る順番もありますし、1学期にオファーされるクラスの種類も違ったりするので、物理的に無理なんです。

でも半年~1年半くらい縮めることは可能です。半年卒業が早まるだけでもかなり変わってきます。1学期少なくなるだけで、授業料、生活費を合わせると100万円以上もセーブになります。

   生活費 授業料
コミュニティカレッジ 大学
1学期 $5,400 $3,600  $7,694
2学期 $10,800 $7,200  $15,388
3学期 $16,200 $7,200(コミカレ2学期)+ $7,694(大学1学期)= $14,894

※1学期は4ケ月、生活費は1ケ月=$1,350(15万円)の計算です。授業料は単位費、セメスター費のみで計算しています。健康保険代などは除きました。

ちょっと見にくくてごめんなさい・・・・

通常コミュニティカレッジの60単位終了には6学期かかると言われますが、1学期短い、5学期で終了して大学に編入するとします。その場合、生活費の$5,400と授業料の$3,600の合計$9,000もセーブ出来ます!!日本円にして100万円ですが、実際には健康保険代などもセーブ出来るので、もっと節約出来ます。

大学で予定より1学期早く卒業するとします。その場合は生活費$5,400 + $7,694 = $13,094(146万円)、1学期卒業を早めるだけで146万円も変わります。

2学期縮まった場合も計算の仕方は一緒です。

3学期は少しだけcomplicatedです。なぜならコミュニティカレッジの6学期を3学期早めて終了することは不可能だからです。大学編入時には、決められた単位数をコミュニティカレッジで取得していることが条件になります。大学も3学期も縮めるのはかなり厳しいです。なのでもし急ぐとすれば、コミュニティカレッジを頑張って2学期早めて4学期で終わらせて、大学でも1学期早めるか、またはその反対のパターンです。

私は通常6学期かかると言われているコミュニティカレッジを2学期早めて、4学期で終わらせて、その後編入した大学は4学期で終わらせました。でも語学学校後すぐに行ったミネソタの大学での1学期もあるので、合計では大学は5学期です。編入後も留学生は平均6学期かかるので1学期早めです。丁度この上の表のパターンです。

夏学期なども取れば、卒業を1学期早めるのは意外と簡単に出来ます。ちょっと頑張っただけで100万以上変わります。安い語学学校などはなるべくアメリカ滞在期間を延ばすために、ダラダラとクラスを取っている人がでいっぱいです・・・・なので卒業も逆に遅らせたりします。授業料も安いので、ただアメリカに残りたい人にとって語学学校は都合のいい学校です。

でも大学はそういうわけにはいきません。1学期延びるだけで100万円以上狂っていきます。2学期くらい、比較的楽なクラスを集めて15単位ずつ取ってみたり、短期集中型なのでちょっと辛いですが頑張って夏学期を取ってみるといいと思います。それだけで出費がかなり変わってきます。

 

他の方法

他にもいくつか方法はあります。

  • 少しでもESLのクラスの数を減らすため、頑張って勉強してAssessment Test でいい点数を取る
  • Scholarship/Financial Aid を確認する

など、学校関係からのアプローチと

  • バス通学する
  • 贅沢はしなし、多少我慢する

などの自分で出来るアプローチです。

 

Assessment Test を頑張る!!

ESLのクラスを取るか取らないか、取るのであればいくつなのかは、学校に入る時に受ける Assessment Test の結果によって異なります。ESLのクラスは、もちろん少なければ少ない方がいいです。数学も同じです。クラスが1つ増えるごとに、12、13万円変わります。お金も時間も無駄にしないように頑張りたいです。

 

Scholarship(奨学金)

留学生対象のScholarshipは意外に少なかったりします。留学生対象でなく、全生徒対象の多くの場合は、”アメリカの高校を卒業していること” など、ほとんどの留学生が無理な条件だったりします。私が大人になってから勉強し直すために行った、El Camino College, Los Angeles Harbor College, Los Angeles City College、この3つのコミュニティカレッジは留学生対象の奨学金やFinancial Aidはありませんとハッキリ言われました。その代り、地域の学生をサポートしている団体に問い合わせてみてと言われました。

もちろん学校によっては留学生が申請できる奨学金がある学校もあります。Long Beach City Collegeは留学生対象の奨学金がありましたし、ミネソタの大学もありました。探してトライしてみる価値はあります。でも奨学金をもらうには、大体最低1セメスターは取っていて、成績がいいことが条件だったりするので、しっかり勉強はしておいた方がいいです。学校によっては、最低何単位この学校で取っていること、なんていう条件もあります。

 

Financial Aid

Financial Aid は奨学金とは少し違って、援助金になります。留学生が受けれる Financial Aid はほとんどありません。それでもサポートしてくれていた親が病気になってしまった、急に国の情勢が変わり、為替のレートが悪くなってしまった、などの場合は援助金がもらえます。もちろん証明が必要ですが。

私は CSULB でこの Financial Aid を受けました。親が病気になったためです。お金を気にして卒業を急いだ1番の理由もこれでした。その時は5単位分お金が戻って来ました。そして、日本人留学生は難しいと言われている、”Economic Hardship” も手に入れることが出来ました。これは留学生対象の労働許可証です。原則として留学生は校内のバイトしか出来ません。でも校内のバイトだけではやっぱりお金があまり良くないので、実際厳しかったりもします・・・この”Economic Hardship”は校外でも働ける許可書です。この許可書無しに校外で働いている留学生はたくさんいます。現実、そうじゃないと生きていけません・・・・でも、許可証が欲しい場合は、状況によってはこの”Economic Hardship”がもらえる可能性があるので、留学生アドバイザーに聞いてみるといいかもしれません。

 

車を持つタイミングを少し遅らせる

あとバス通学も、車代、保険代、ガソリン代が浮くので大きいです。私はずっと大学のSeniorまで車は持っていませんでした。アメリカは車社会なので正直車がないと不便なことはいっぱいあります。今では車無しの生活は考えられません。でも学生の時は、車がなくても平気でした。学校の周りにたくさんアパートやホームステイ先があって、学校には歩いて行けたりします。ミネソタ州、ワイオミング州にいた時は歩いて通ってました。寮の時もありましたし。さすがにカリフォルニア州に来てからは、卒業間近になりインターンをしなくちゃいけないクラスがあったり、その先のことを考えると車が必要だったので買いました。でも車がなくても何とかなるものです。自転車で来ている留学生もたくさんいます。私も自転車に乗って学校に行っていた頃もありました。

車はどんな車を選ぶかによって費用が異なります。$3000前後の車も売ってはいますが、やっぱりちょっと心配です。修理費なども考えると、最低でも$5000前後の車を選んだ方が良いと思います。もうちょっと余裕があるのなら$7000前後の車を買った方が、かなり安心です。

保険は車によりますし、保険の種類にもよりますが、すごく安い保険でしたら月$30~もあります。この額はLiability(対人・対物のみ)なので、盗難や災害や、当て逃げされて直したい時などは自己負担です。Full Coverage(対人・対物・盗難・災害・自分でぶつけた場合の修理費なども含む保険)は色々とカバーしてくれる分、高くなります。車の年式や自分の年齢によっては、月$120~$150くらいする場合もあります。

そしてもちろんガソリン代もかかりますし、maintenance も必要です。車を買うことで予算もかなり変わってきます。自分が予定している車と年齢で保険の見積もりなどをチェックしてみたり、researchしてみるのがいいと思います。

 

贅沢しない!!

あとは、ちょっと贅沢したくても我慢する!!です。よくみんな一人暮らししたいと言います。でももしこの辺で1ベッドの部屋を探そうとしたら、最低でも$1,300はします。それに光熱費も足すと、家賃、光熱費だけで$1,500くらい出て行っちゃいます。私は学生の時はルームシェアでいいと思います。やっぱりお金もセーブ出来ます。みんなルームシェアでしたし、私も学生の頃はずっとルームシェアでした。中には毎月家賃$3,000を親に払ってもらってるなんて子もいますが・・・それはもう稀です。特に大学卒業までに2000万円もかかるんです!!やっぱりある程度は我慢して、少しでも生活費を減らせるように努力するべきですよね!!

 

Conclusion

2200~2500万円、これが私の出す見積もりです。これは ”もしCSULB に最低5年(10学期)通ったら” の金額なので、選ぶ学校や卒業までに必要な学期の数よって、また金額は変わります。コミュニティカレッジから始める場合なども、費用はかなり変わります。

かなり大きな額ですよね。大学は5学期でしたが、最初の1学期はESLのクラス2つと、留学生のための文化のクラス、そして数学を取りました。使えるクラスは4単位の数学のクラスだけです。当時は何もわかっていませんでしたが、振り返るとこの学期はちょっと無駄だったような気もします。でも最初は慣れることも大事なので、その分後で頑張って早く卒業したので、結果、悪くはなかったのかなとも思いたいです。

大学最後の学期は仕送りは要らない!!と宣言しました。でも授業料はずっと19歳から23歳まで全部出してもらいました。本当に感謝です。こんなお金、今の自分に用意してと言われても、何年かかるかわかりません・・・

特に大人になって、自分の稼いだお金で学校に戻ったので、お金を稼ぐことの大変さ、頑張って貯めたのに出て行く時は一瞬で出て行ってしまう時の怖さ、ちょっとした出費の痛さなどがよくわかりました。

学校に入る時は残高証明書を出すので、もちろんある程度お金があるということを証明して学校に入ります。でもやっぱり合計で2000万以上は I just can’t imagine…… それくらい大きなお金です。少しでもお父さん、お母さんの負担を減らすためにも頑張りましょうね。

私は個人的に、私の行ったような田舎のコミュニティカレッジに行くことをおすすめします。都会、田舎、授業料はあまり変わりませんが、やっぱり田舎は生活費が全然違います。州が変わると transfer 出来ない単位もあるので、自分が行った州以外の4年制大学に編入する場合は気を付ける必要もありますが、一般教養の basic なクラスであれはほとんど transfer 出来ます。もちろん編入先の大学のカタログを確認する必要がありますが。そして田舎は日本人が少ない分、たくさんアメリカを感じることが出来ます。ワイオミング州キャスパーで過ごした1年半は私の中でかなり貴重な経験です。英語に触れる機会も多いというか、日本語を話すことがほとんどありません。このカリフォルニア州に引っ越してきてから12年経ちますが、まるで日本にいるような時もあります・・・・

ほとんどの留学生は親のサポートで来ると思います。かなり大きな額なので、お父さん、お母さんに相談して一緒に決めましょうね。

かなり長い記事になってしましました。Thank you so much for reading!! 少しでも今回の記事がお役に立てたら嬉しいです。

 

 

 

 - アメリカ留学, 4年制大学