不要なものは『eBay』で売って部屋もスッキリ!!Part 3 ~ 『eBay』で売ってはいけないはずの電子タバコが売れた!?

   

『eBay』では売ってはいけないものが何種類かあります。国や州の法律に反するもの、常識の範囲外のものはもちろんですが、『eBay』独自のポリシーもあるので、出品する前に確認する必要があります。

過去に出品したアイテムがポリシー違反だとアカウントをsuspendされた経験があります。ポリシー違反なんてしていないのに・・・なのにポリシーで禁止されているアイテムが売れたりもして。『eBay』は結構いい加減だったりします・・・・

その点、Amazonは厳しいですよね。アカウントも、もし1度closeされてしまったら、再登録してそのアカウントを復活することは出来ません。この辺は『eBay』もほぼ同じですが、Amazonは1度アカウントを強制的にcloseされてしまうと、同じコンピュータを使って新規アカウントを作ることも出来ないようです。昔取ったクラスに、オンラインビジネスとコンサルティングの仕事をしていてAmazonに詳しい子がいました。その子がアカウントをcloseされた時は、AmazonはIPアドレスも確認しているから、新規登録のため新しいコンピュータを買わなくちゃいけなくなったと言っていました・・・・さすがAmazonです。徹底しています。

今回は私の経験も含めて、『eBay』のポリシー、売ってはいけない物などのお話しをしたいと思います。

 

たくさんある!!売ってはいけない物リスト

『eBay』で売ってはいけない物はかなりあります。個人的に不要な物を売っている限りでは、そこまで引っかかることもなく特に問題も発生しないと思いますが、『eBay』でビジネスをする場合は把握する必要があります。

売ってはいけない物リストはこちらから確認できます。

このようなリストがあるので、自分の出品するものがポリシー違反していないか確認出来ます。パッと見ただけでも禁止のカテゴリーは60以上あります。お酒や、たばこ、アダルト関連のものは大体どこでもそうですよね。『Google アドセンス』も基本的にこれらは禁止です。たばこ反対の記事や、お酒のレシピなどは大丈夫ですが。『eBay』も同じような感じで、禁止カテゴリーでも、出品していい場合と、ダメな場合があります。

カテゴリーによりますが、ほとんどの場合3つに分かれます。

  • Allowed
  • Restricted
  • Not Allowed

です。例えば、”Used Clothing” です。

Allowed: おむつカバーは特に細かいガイドラインはなく出品出来るようです。

Restricted: 私がよく出品している中古の服も、洗濯され、リストの中で”中古品”ということをちゃんと伝えてあれば問題ないようです。布おむつも同じです。ブラなどの下着も不適切な内容が書かれていなければ出品できます。

Not Allowed: 下着(パンツ、ショーツ、Tバック)などは全部だめです。下着がだめな理由は国、州のHealth Code、衛生規約のためです。この辺は常識の範囲内だと思いますが、でもじゃあなんで赤ちゃんの布おむつの中古はいいの??と疑問にも思ってしまいます。ただ大人か子供かだけの違いのような・・・

このように、カテゴリーの中でも細かく分かれています。ポリシーに違反しているアイテムは、ほとんどの場合出品リストを載せる際に、エラーメッセージが出てきて載せれないようになっています。でも万が一、出品出来てしまった場合は、後で『eBay』から連絡が来るはずです。連絡が来た時にちゃんと対処しなければ、アカウントを失う場合もあります。気を付けましょうね。

 

ポリシー違反していないのに連絡が来た

これは私が下着を売っていた時です。アメリカに住んで15年近くになりますが、どうしてもブラジャーだけは自分に合うものを見つけることが出来ず(私のが小さ過ぎるんですかね・・・)、いつも日本から買っています。もちろんオンラインショッピングなので、試着もなく、届いて試してみてサイズが合わなかった、ということは結構あります。でもサイズ変更のために日本に送ることを考えると、諦めた方が早いです。こういう場合の送料は自己負担ですし・・・なので同じ額では売れませんが、少しでもお金が入るならと思い、サイズの合わなかったブラジャーを『eBay』で売っていました。

ほとんどのブラジャーは新品の状態のままだったので、condition(商品の状態)は ”New with tag” で出していました。でも中には数回だけ試して、やっぱり合わないから売ろうと出品したものもあります。そういう場合はもうすでに何度か着けたので、condition は ”Pre-owned” にして出していました。数回しか着けてないので、ほぼ新品です。”New without tag” でも大丈夫だったかも知れませんが、後でクレームがあっても嫌なので、正直に ”Pre-owned” で出品しました。パンツは履いていなくまだタグも付いていたので、パンツもセットで写真に撮り、リストを載せました。

すると後日 ”Pre-owned” のパンツはポリシー違反だからそのリストを削除するまでアカウントはsuspendする、というメッセージが届きました。いやいやいや、パンツにタグ付いてるし!!と思いましたが、ブラジャーが ”Pre-owned” だったので、パンツも ”Pre-owned” と判断されてしまったようです。誰がどう判断しているのかはわかりませんが、1つずつ出品リストを開き、写真も1枚1枚見ているわけではないようで、ポリシーに引っかかりました。

出品タイトルにポリシー違反のアイテムの名前が入っている、ポリシー違反のアイテムの写真がメイン画像に載っているなど、明らかに判断出来る場合は、リストを載せる際にすでにはじかれます。”Listing Error”と出てきて ”Guidelines” を読んでというメッセージが現れます。でもこのブラジャー&パンツセットは一度出品することが出来ました。特に不適切な内容もなく、ブラジャーは中古でもちゃんとそれを伝えれば問題ないはずです。パンツにもちゃんとタグが付いています。じゃあ何が問題なんでしょう?

私が思うに、選んだconditionと写真がマッチしていなかったからかなぁと思います。リストに対して選べるconditionは1つだけです。カテゴリーによって若干異なりますが、”Used Clothing”のカテゴリーの商品状態の選択肢は”New with tag” か ”New without tag” か ”Pre-owned”です。電気製品などは ”Manufacturer Refurbished” や ”Seller Refurbished” などの選択肢もありますが。

ちなみに”Manufacture Refurbished” は企業や他の会社が欠陥商品を直したもので、”Seller Refurbished” は出品者が自分で直したものです。私は2回ほど ”Manufacture Refurbished” のものを買いました。1つは掃除機ともう1つはインクジェットです。もちろん問題ない物もたくさんあると思います。でも私の買った掃除機は電源を切ることが出来なくなり、いつまでも掃除機がうなり続けるという、大変近所迷惑なハプニングが起こりました。しかも充電式だったのでコンセントを抜いて止めるということも出来ず、充電がなくなるまで待たなくちゃいけないという最悪な事態でした・・・そしてインクジェットは、初めは使えていたのですが、途中からプリンターが動かなくなってしまいました。新しいインクジェットに交換すると、また動き出しましたが、初めはインクジェットに問題があるとは気付かずプリンター自体が壊れたと思い、新しいプリンターを買ってしまいました。

なので ”Manufacture Refurbished” はもう買わないことに決めました。特に ”Manufacture Refurbished” には抵抗はありませんでしたし、薬なども Brand(先発医薬品)じゃなくても、Generic(後発医薬品)でも全く抵抗ありません。一般的に、安いからには理由があるんだよ、と言われる物でも特にそこまで気にしたことはありませんでした。でもこれからはよっぽどじゃない限りはもう買わないと思います・・・

かなり脱線してしまいましたが、私のブラジャーの話です!!出品リストの condition は ”Pre-owned” が選ばれていたのに、写真にパンツが載っていたので、引っかかったのだと思います。もちろん Description(商品説明)の欄にはパンツはタグ付きと書きましたが、そこまでは見ないようです。メインの写真と入力した情報が合わないとダメなんですね、きっと。

『eBay』からアカウントをsuspendするという連絡が来て焦った私は、とりあえず出品リストを消しました。それが一番いいかなと思って。そしてその後に、また新規に、パンツを外してブラジャーだけのリストを載せました。もちろんそれはOKでした。

プラジャーもパンツもタグ付きの場合は、conditionは ”New with tag” なので、もちろんブラジャーとパンツのセットの写真を載せても問題はありませんでした。

特に間違いを犯したという認識はなく、この modern device, modern technologyと人間の ”miscommunication” の様なものだと勝手に思っています。だってポリシー違反ではないですもん!!タグ付きのパンツはOKなんです!!でも「違うんですよ~」とか、「ちゃんと見てよ!!」なんていうのは通用しないので、とりあえずはアカウントをcloseされないように言うことは聞いた方がいいですね。

全然関係のない話になってしまいますが、たまにbuyerから、使用済みのパンツはありますか?というメッセージが届きました・・・・Oh hohohoho….. No way…. 正直日本で育っているのでそこまでの抵抗はないです。日本にはそんなお店がいっぱいあって、そういうのが好きな人がいるものもちろん知っています。でもそういう商売はしていないので・・・意外に興味のある人は結構いるんですよね。使用済みパンツのコレクションはUniversalなんだなと学びました。

 

売っちゃいけないはずのタバコが売れた!?

つい最近の話です。友達が本帰国する際に、処分できなかった物を引き取りました。その中に彼女が他の人から預かっていた電子タバコもありました。売れるんじゃない??と言われ、トライしてみることに!!

でも自分の知らない物を売るのは結構大変です。Descriptionに何を書いたらいいかわからないですし、値段設定もよくわかりません。なのでちょっと research してみました。

結構タバコは載っています。種類も値段も様々ですが、私はいつも売ってしまいたい気持ちが強いのでかなり低めの値段で出品します。なんなら ”Lowest price” を狙っていきます。特にProfitを得るためではないので、売れたらいいな、という感じです。特に人からただで譲り受けたものなので、それで稼ごうなんてつもりもないです。

なので値段はすぐ決まりました。次にDescriptionです。商品自体よく知らないですし、なんの知識もありません。Profitのためじゃないので、そこまで勉強する気にもなれません・・・ なので他の buyer のリストから ”Sell similar item” を選び、出品リストを作成しました。誰かのリストがをコピーするような感じです。他の buyer の出品リストが基になっているので、”Categories” はもう決まっていますし、”Item specifics” も変える必要がなさそうなのでそのままです。”Title” は少し変えました。Descriptionには正直に ”引き取ったものでよくわかりません、なので写真を良く見て下さい” と書きました。

あと他の seller のリストも見て学んで、”Buyer confirms that s/he is over 18 years old by bidding and paying these items” とも書きました。これで一応は守られているはずです。

商品に関しての知識が全くないので、どうfunctionするのか、壊れているのかさえもよくわかりません・・・なので return、exchange は受付けないけど、壊れていた時はもちろん返金します、と付け加えました。

”List it” を押して出品完了です。

意外に需要が多くて、結構売れました。もちろん絶対に売れる様にほぼ ”Lowest price” なのでかなり注目は集まり、watcherもいっぱいいて、設定した値段よりも高く売れたりもしました。

数が結構あったので、残りの電子タバコのリストも同時に載せようと、今度は最初から自分で出品リストを作成しました。もう書くことも決まってますし、カテゴリーも何かわかります。そして ”List it” を押しました。

でもなぜかこのリストは通らないんです。 ”Listing error” が出てきました。え?何で?と思いながら商品タイトルをもう1度見たり、カテゴリーもちょっと微妙に変えてみたりしました。それでもダメです。何もしても通らないんです。その前に他のbuyerのリストを基に作成して2つ出品しています。何で!?と思い、エラーメッセージの画面に ”Guidelines” があったので、ちょっとクリックして見てみることにしました。

そして発見しました!!ニコチンが含まれていなくても、タバコは売っちゃいけないみたいです!!

勝手にニコチンが入っていない、電子タバコや replacement 用のタンクなどは、売ってもいいと思っていました。ニコチンガムなどはいいようですが、ポスターなど以外は、タバコ関連品は全部ダメだったみたいです!!でも最初の2つのリストは載せることが出来ました。後でメッセージが届いて、アカウントがsuspendされてしまうのかなと怖くなりました。トラブルだけは避けたいです。

そして ”Policy Overview” も読んでみました。

どうやら、タバコを売ることはアメリカ国内では禁止ですが、アメリカ国外の『eBay』は違うポリシーかもしれないということです。

Ummmm….. 売っちゃいけない物が売れちゃった・・・ 何でなんでしょう!?何となくお気付きの方もいると思いますが、出品できたリストは、もしかしたら international seller のリストのコピーだったのかも知れません。アメリカ国内の出品者ではなく、中国かどこか海外の出品者のリストを基に作成していた可能性があります。

でもそのコピーしたリストも、写真を変えるとエラーメッセージが出てきて、出品出来なかったものもあります。写真に電子タバコが含まれているとはじかれて、でも電子タバコの写真を外し、電子タバコケースだけの写真にしたら通ったんですよね。タイトルにも思いっきり”E-cigarette”と書いてあります。でも大丈夫でした。

Ummm… 謎です。未だにどうしてタバコの出品リストが通ったのかはわかりませんが、基本的にはアメリカ国内のタバコ関連商品の出品は禁止されています。『Google アドセンス』もタバコ関係は禁止していますよね。海外のリストのコピーにより、たまたま通り抜けてしまったというのが一番のpossibilityです。コンピューターにも『eBay』スタッフにも catch されず、いくつか売ってしまいました・・・後でもし何かペナルティ的なものがあったら、また追って報告します・・・・ I hope nothing will happen…..

 

やっぱりポリシーは守るべき!?

ポリシー違反してタバコを売った私が言うのはなんですが、やっぱりポリシーは守るべきですよね。「お前が言うなよ!!」と聞こえてきますが、アカウントが削除されたり、ペナルティでお金を払うだけならいいです。でももし、万が一、それ以上のことが起こってしまったら怖いです・・・

その時は特に深く考えてはいませんでしたが、やっぱりポリシーをviolateしているので、それなりのリスクはあります。タバコに関しては、法律というよりは『eBay』のポリシーが強い感じもしますが、もちろんそれに関連する applicable laws などもあります。

タバコだけじゃなく、他にも禁止されているアイテムはいっぱいあります。特に私のように、ビジネスではなく個人的にちょっと不要なものを売っているだけなのに、勘違いや確認ミスでペナルティを受けたり、アカウントを失ってしまうのは悲しいです。もちろんビジネスをしている方もそうですが。

禁止されているアイテムのリストが通ってしまったのは、『eBbay』側のミスでもありますが、やっぱりリスクは負わずに、楽しく出品したいです。売っていいか迷うアイテムは必ず ”Policy” や ”Guidelines” で確認しましょうね!!

 

 

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